59 ページ9
.
私……泳げないんだよね……
あは、…あはははは……
いや、別に入るつもりないけどさ、
水着持ってきてないけどさ、
風磨「いや、じょーだんだから。
そんな険しい顔すんなよ。笑」
「私…泳げないです…」
風磨「うん、そんな感じしたわ。」
あ、いいこと思いついた。
ぱしゃん！
風磨「！？」
少し 水を掌にすくって菊池先輩の方に向かってかける。
ふふ、驚いてやーんの
風磨「お前、やったな。」
「え？」
ばしゃん！
「ちょおおおおお！！！」
私結構手加減したはずなのに 仕返しなのか、かなりの水が返ってきた。
普通に服、びしょびしょなんですけど…
よかった、ただのTシャツと短めのスカートで来て。
「菊池先輩ずるいですよ」
風磨「始めた方が悪い」
「うりゃああああ！！！」
風磨「ちょ、お前っ！」
はい、始まりました。
水かけ合戦2020
高校生の男女が 全力で遊んでます。
あれ…？
合宿ってなんだっけ……？
旅行？
友達と海に旅行しに来た？
「あっ……」
夢中になってたせいで、調子に乗って 足を滑らせた。
やばい、後ろに倒れる………
風磨「Aっ！」
その瞬間 右手を力強く引かれた。
あまりにも強かったから 思わず、菊池先輩の方に体が倒れる。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 232人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月25日 23時
