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「こんにちはー」
健人「お、Aちゃんやっほ〜」
日野A 完全復活です。
熱もすっかり下がり、元気に毎日過ごしてます、
そして今日は あの日以来の部活
「あのぉ…先週は迷惑をかけてしまってすみませんでした…」
健人「え、？ああー！
全然大丈夫だよ！
それより、体調は？もう大丈夫？」
「はい！元気になりました！」
健人「そりゃよかった！」
あの日 風磨先輩が家まで届けてくれて、結局19時くらいまではそばにいてくれた。
今日は 弟たちの晩ご飯の当番だからって言って帰ったけど 熱で死にかけてた私に 帰る前お粥まで作ってくれて…
ほんとに 風磨先輩には頭が上がらない…
てか、弟さんたちのために 晩ご飯作る風磨先輩優しすぎる…
きっと喜んでるね、
美桜ちゃんも。
弟くんはどんな子なのかな。今度会ってみたいな。
美桜ちゃんがいい子だったから 弟くんもすごくいい子なんだろうなぁ…
健人「Aちゃん、？」
「…、はい！」
健人「なんかぼーっとしてた？大丈夫？」
「少し考え事してました…笑」
健人「菊池のこと？」
ぱぁぁあっと顔の周りが熱くなる。
やっぱり変だよ。私
風磨先輩の話になると いつもの私じゃなくなる…
「中島先輩…、」
健人「ん？」
「私、最近変なんです……」
健人「変？」
「…ある人のことを考えると、胸がきゅーって締め付けられるようになって心臓の音が早くなるんです。
変に意識しちゃったり ずっとこのままでいられればいいのになぁって思ってしまって…」
健人「Aちゃん……、」
中島先輩の表情が少し暗くなる。
あれ、私変なこと言っちゃった……？
いや、名前は伏せてるから バレてないはず……
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月25日 23時
