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《写真》
私達はAちゃんの家で遊びました。
お菓子を食べたり、いろんな話をしたり、
楽しかった、
あ、そうそう、最後に写真撮ったんだよね
写真コピーして今度渡すって言ってたなあ
楽しみだなあ
数日後
プルルルルプルルル
Bはいもしもし
Aもしもし？Bちゃん？
Bあ、Aちゃん、どうしたの？
A…あのね…この前撮った写真、覚えてる？
Bうん、あ、コピーできたの？
Aううん…実は…その写真に変なのが写ってるの
B変なの？あ、心霊写真とか？
Aそう、なのかな？なんかね…血まみれで…真っ白な顔した女の人が…押し入れからのぞいてるの
Bえ…
A Bちゃんのお父さん、お寺の和尚さんだよね？その写真…見てもらいたいんだ
Bうん、いいよ、明日来なよ
Aありがとう、じゃあね
ツーツーツー
次の日
う〜んこの写真からは霊気とか感じられないなあ…
Bよかった…
Aうん、ほんとにありがとうございました！
Aちゃんは嬉しそうに帰っていきました。
しかし…その日からAちゃんは見ていません
《ウフフ…これは簡単でしたね？》
白「ああ、そういうことか」
剣「なるほど、単純だか怖いな」
松「ええーどういうこと？」
《その写真から霊気が感じられないのなら
そう、今でも血まみれの女は押し入れにいるということです。》
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作者名：ナズリーン | 作成日時：2016年10月10日 16時
