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松「うああ…最初から怖すぎ…」
《まだまだ…これからが本番ですよ…今のうちに怖いと思う方はお逃げください…
ね？白竜さん…」
白「なっ聞き捨てならんな…いいだろう
次は俺が話そう…」
《…ふふっいい度胸ですね…
期待しています》
白「じゃあ話すぞ…
叩く音」
あるホテルに宿泊していた男の話だ
時計の針は12時をさしていた
もう寝ようとベットに入った
男が目を覚ましたのは2時頃だ
バンバンとドアを叩くおとが聞こえた
バンバン…バンバン…バンバン
ドアを開けようとしたが…嫌な予感がして耳をふさいで音が止むのをじっと待った
バンバン…バンバン…バンバン
翌朝
男が目を覚ますと…音は止んでいた
ほっと胸を撫で下ろした
男は
ホテルを出ようと荷物をまとめ
ホテルを後にした
しかし…男はあの音のことが気になり…
ホテルのオーナーに電話をした
するとオーナーは…
「お客様が泊まられたのは〇号室ですか？」
男ははいそうですと答えた
「実は…等ホテルは12年前に火事がおこりました。
お客様が泊まられた部屋は…死者が5名ほど出たのです。」
電話を切ると男は…
「じゃあ、あのとき…」
「これでこの話は終わりだ…分かったか？」
松「え？ようは外から叩いてたの？」
白「火事で逃げようとしているのに、何故外から叩く必要がある？」
松「…え？じゃあ…」
バンッ
葵「キャアアッ」
フ「ちょっビックリさせないでよ…夜風」
《ふふっごめんなさい、しかしなかなかできた話ですね…
ようは…内側にいたのでしょう
その火事で亡くなった方々
内側から叩いていたのでしょう》
葵「え…嘘…」
《私もまけてはいられませんね…
さあっ私の番です…》
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作者名：ナズリーン | 作成日時：2016年10月10日 16時
