何にも動じず全てを愛す【文スト】【フェアリーテイル】

六話 ページ7

私たちはその日乱歩さんの手伝いに事件現場に来ていた









もちろん、死体もあるわけで









でも、乱歩さんのおかげですぐに犯人はわかった









今私たちは座右の銘について話していた









やっぱりそれぞれに個性があって非常にわかりやすかった









そんな中









敦「朔夜さんの座右の銘って、何ですか…？」









と、無邪気な笑顔で聞いてくる敦さん









別に隠す意味もないので答えた









『私の座右の銘は“何にも動じずすべてを愛す”ですわ。』









乱歩「それって、どんな意味？」









『…いかなる時も冷静に、そしていかなる時も、全てを愛する。何があっても…。』









太宰(ということは…少々乱暴にしても私のことを嫌ったりしないということか…。ふふっ、良いことを聞いた……妖笑)








敦(…その全てに僕が入っていると良いな…。)









乱歩(…ふぅん。)









このとき三人が微かに笑っていたことを私は知らない＿＿

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