何にも動じず全てを愛す【文スト】【フェアリーテイル】

二十四話【ジュビアside】 ページ28

朔夜さんがジュビアの名前を呼ぶ









ジュビア「朔夜さん…？」









『確かに魔法を持ってるから幸せとは限らない。私もそうだった…。』









話をしている朔夜さんの目は真剣で、でも、どこか悲しそうだった…。









『でも、“フェアリーテイル”に入って沢山の人と出会い、沢山のことを学んだ。今の私があるのは“フェアリーテイル”のおかげですわ。』









いい、な…。ジュビアも入りたい…。





無理だとは分かっていても一度思ってしまったことはなかなか消えなかった









『だから、ジュビアも“フェアリーテイル”に来なさい。』









ジュビア「…えっ…。」








思いがけない言葉にただただ驚く








『…あら、嫌かしら？』









ジュビア「…っ！ち、違います！！…でも、仮にもジュビアは敵…。だからっ、『ジュビア。私はジュビアの気持ちが聞きたいの。』

……！！」









ジュビアの、気持ち……。







そんなの決まってる








ジュビア「……りたい。…ジュビアっ、“フェアリーテイル”に、入りたい！！！」









何度も何度も、自分の気持ちを叫ぶ









すると朔夜さんはにっこりと笑って手を広げた









『ようこそ、“フェアリーテイル”へ！！』









《ようこそ、“フェアリーテイル”へ！！》









その言葉が嬉しくて、体の痛みなんて気にせず泣きながら朔夜さんに抱きついた









そして抱き返してくれた朔夜さんの温もりでまた泣いた









全てを、洗い流すように＿＿＿＿＿






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あ、ともちんです！中也さんと夢の国で婚約してきました！←




話変わりますが最近ほんっとに忙しくて…。





でも、もうする事ないのでどんどん更新していきます！！！(｀・ω・´)

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