何にも動じず全てを愛す【文スト】【フェアリーテイル】

二十三話【ジュビアside】 ページ27

朔夜さんがジュビアに背を向けて歩き出す









その背中に手を伸ばしても届くはずもなく、ジュビアの手は地に落ちる









きっと“ファントムロード”は負けたジュビアを追い出す









そして、ジュビアの居場所がなくなる…。









馬鹿みたい…。









どうせ最後は一人になる、そう分かってたのに…。









分かってたはずなのに、どうして涙が…。









声を抑えて泣いていると朔夜さんの綺麗な声がジュビアの耳に聞こえてきた









『ジュビア…。私は雨が好きよ。』









え……………？









その言葉と同時にまぶしいほどの光がジュビアに降り注ぐ









思わず目をつぶってしまう









朔夜さんは続けて









『雨が降った後の空って、すごく綺麗なんですのよ？』








そう言った








そう言われて、恐る恐る目を開けてみる








するとそこにはきれいな青空が広がっていた








ジュビア「これが青空…。初めて見た……。」









中也「あァ！？手前マジかよ…。人生損してんぞ…。」







エリス「ねー！こんなきれいなのに！」









ジュビア「本当…すごくきれい…。」









『ねぇ、ジュビア？』





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更新遅れてすいません！！！！！！！！！！！

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