何にも動じず全てを愛す【文スト】【フェアリーテイル】

二十話【芥川side】 ページ24

ジュビア「…ジュビアの体は水でできている。物理攻撃はきかない…。しんしんと…。」









チッと舌打ちをする









ならば僕と中也さんの異能はきかない









となると、あとは一人しかいない









中也「…姐さん。頼む…。」









尾崎「…仕方ないの。“金色夜叉”」









尾崎幹部の異能で女に攻撃する









しかし、









ジュビア「あなた達にジュビアは倒せない…。“ウォータースライサー”」









今度は鎌鼬のようなものがとんでくる









尾崎「……くっ！」









そして、この倉庫にあるものを粉々に壊していく









エリス「きゃぁぁぁ！！」









森「エリスちゃん！！！」







中也「…ちっ、速すぎる！」









これでは近づくことすらままならぬ…









ジュビア「勢いよく放たれた水は鉄をも切り裂く…。水と思って油断していると痛い目に遭う。」









くっ、かなりの強敵だな…









樋口「先輩！！後ろ！！！！」









いつの間にか僕の後ろにはあの鎌鼬があった









思わず目をつむる









…しかし、いつまでたっても痛みはおそってこない









目を開けてみると、そこにいたのは









水の中にとらわれた筈の朔夜だった＿＿

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