何にも動じず全てを愛す【文スト】【フェアリーテイル】

十九話【中也side】 ページ23

俺たちの目の前には水色の髪の女と鎖に繋がれた朔夜がいた









…っ、やっべぇ…。すげぇそそられるっ…！









そんな考えを持っていたのは俺だけではなくて助けにきた全員がそう思っていた









中也「手前か…。“ファントムロード”エレメント４の一人、大海のジュビアってのは。」









ジュビア「そうよ。まさかポートマフィアがくるとは思ってなかったけど…。ジュビアの邪魔をするのなら…消す。」









芥川「樋口！」








樋口「はい！」









計画通り、樋口を朔夜の元へ行かせた









俺たちはこの女の相手









樋口「朔夜さん！大丈夫ですか！？」









『え、えぇ。樋口さん、ありがとう。』









あっちは大丈夫そうだな…









そう思っていると、女が言った







ジュビア「…どうしてジュビアの邪魔をするの…？…渡さない。朔夜さんは渡さない！！ジュビア、もう止まらない！！









“ウォーターロック”」









女の手から魔法陣のようなものが出る









そして、朔夜と樋口は水の中にとらわれた









森「芥川君。」









芥川「はい。僕は相手が子供が女だろうが手加減はしない…。“羅生門”」









芥川の羅生門が女の体を貫いた









…筈だった









俺は思わず目を見開いた









理由は、女が無傷だったから＿＿＿

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