二刀流君再登場 ページ12
「ふう…空気がおいしいですわ…。」
「もう地下道なんて使いたくない…。」
地下道から出て外の空気を満喫する。
空は赤く西日に照らされている。
早く休める所見つけないとこれは本当に野宿だなぁ。
「すっかり夕方だな…。まったく毎日毎日慌ただしくてかなわん…。
ここまでくれば、ひとまず安全か…?」
このくらいが私的にはちょうどいいけどな。
刺激があって。
「どこですの、ここ?まあ、警察の気配はなさそうですわ。
･･･それにしても、酷い目に遭いましたわね…。」
「ここ最近、警察との小競り合いが多かったからね。
あの地図書いてて冷や冷やしてたよ。」
「まったく、もう少し早く教えてほしかったが…。」
「あはは、半分暇つぶしみたいな感じで書いてたからね。
そこまで細かく書いてたわけじゃないし。」
「あれで細かくないんですの!?」
「うん。高低差とかの地形や建物の高さ、種類とかもっと書けるところはあったよ。」
私の返事に唖然とした表情を浮かべるノエル。
別にそこまですごくないと思うんだけどな。長生きして感覚狂った?
「まあ、いずれにせよ…。」
「カロン、待って！」
近づいてくる気配に抜刀の構えを取る。
「その必要はねぇ。」
どこからか登場した二刀流君。
やっぱり、あれで終わりじゃないか。
「貴様らにこれからはねえ。ここで終わりだ。」
「あ、あの人は…!」
「ふん、一度見た顔だな…。だが今度は一人か。
お前だけでは私達をどうすることもできまい。」
「…カロン、相手の力量はしっかり見極めた方がいい。」
「どういうことだ、A。」
「甘く見過ぎって…事だ…ッよ!!」
一瞬でこっちに来た二刀流君のサーベルを受け止めつつ答える。
やばい、武装色纏ってなかったら絶対に折れて…いや、斬れてた。
「A!?だ、大丈夫ですの…!?」
「大丈夫。カロンはノエルを守って。こいつは私が相手をする。」
「一人ではどうすることもできない…確かにな。
人間は悪魔には勝てねぇ。造りが違いすぎる。
だが…一人"だからこそ"出来ることもある。
この力は、人前で使うもんじゃねぇ。」
「ッ、でしょうね…。」
防ぎきれなかった斬撃が服を紅く染める。
威力高すぎでしょ。下手したら体分断されてたじゃん。
警察に犯罪者って…堕ちてるねぇ→←地下道って嫌がらせですか？
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夜桜夢遊(プロフ) - スイさん» ありがとうございます！これからも楽しんでください！ (2020年7月19日 20時) (
レス) id: 55ced09323 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 面白かったです！続き待ってます！更新頑張ってください！ (2020年7月19日 16時) (レス) id: da4fd86884 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ルナさん» 出来ました！タイトルはアルビノのエルフの少女は物凄く人見知りです。 (2020年6月14日 19時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 良いですよ！私が更新して、貴方が更新しますよ。pasuはkaku1です。 (2020年6月14日 19時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 星猫さん» 良いですよ!!ただ、合作は初めてなので色々と教えてもらうことになると思いますがそれでもいいならですけど。 (2020年6月14日 9時) (レス) id: 55ced09323 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜夢遊 | 作成日時：2020年5月27日 19時
