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その日はコニーっていう6歳の女の子が里子に出される日だった。
私はいつものように遊んでいつものように見送った。それで終われればよかった。
いや、それで終わってたら何も知らないまま里子に出されてたかもしれない。

事の発端は彼女の大切にしていたリトルバーニーというぬいぐるみが食事場所に置かれていた事。
私とノーマン、エマはコニーに届ける為にハウスを抜け出した。レイは来なかった。
いつもは近づいてはいけない門が開いていてこっそり中に入った。
夜で周りが暗く、水の滴る音も聞こえ少し怖かった。

エ「コニー?」

ノ「車の中にはいないよ。」

「荷台に置いとけば気付くんじゃない?」

エ「ノーマン、A。」

荷台を覗いたエマが恐怖で声を震わせながら私達の名前を呼んだ。

「どうしたの?」

エ「これ…。」

え、コニー…?
そこに居たのは胸に花を刺されて血の気のなくなったコニー。恐怖で上手く呼吸が出来なかった。

?1「誰か居るのか?」

扉から声が聞こえたので私達は車の下に隠れた。

?1「おい、今声がしなかったか?」

?2「気のせいだろ。」

?1「チッ、野良猫なら捕まえて食ったのに。」

?2「げっ、お前猫なんて食うのかよ。」

ザッ

何、あれ?
そこに居たのは目が縦に2つ付き、爪の長いまさに化け物。
歯も舌も皮膚も何もかも普通じゃなかった。
だけど私達を驚かせたのはその後の会話だった。

?1「旨そうだなぁ。」

?2「やっぱり人間の肉が1番だ。」

何?旨そう?どういう事?意味が分からない。

ノ「食人鬼(おに)。」

ノーマンのこの言葉がまさにぴったりの化け物。
ママはどこ?この時点で嫌な予感はしていた。
それを気づかぬ振りをしていた。
だけど鬼のひと言で無理矢理現実を見せられた。



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1日で3桁のhit数ありがとうございます!!
しかも評価10!!
朝から叫んでました。
これからも「迷子になったと思ったら世界が違った件について」をよろしくお願いします<(_ _)>

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設定タグ:鬼滅の刃 , 約束のネバーランド , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
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夜桜夢遊(プロフ) - 天雪さん» 大丈夫です。むしろこういうコメントは歓迎です。天雪さんの小説も面白いと思いますよ。 (2020年8月2日 8時) (レス) id: c168e73bad (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - 夜桜夢遊さん» いえいえ!こちらこそ偉そうに言ってしまって…お話、語彙力あって羨ましいです…(ぴえん) (2020年8月2日 8時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜夢遊(プロフ) - 天雪さん» そうなんですか!忠告ありがとうございます。 (2020年8月2日 8時) (レス) id: c168e73bad (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - 夜桜夢遊さん» あの話だけは消した方がいいですよ。(最初のやつ)たぶんそれ違法アップロードなので… (2020年8月2日 8時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜夢遊(プロフ) - 天雪さん» そうです。有料サイトで見れるほどお金を持ってないので。 (2020年8月1日 23時) (レス) id: c168e73bad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜桜夢遊 | 作成日時:2020年3月19日 13時

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