白髪少女のトリップ記 (ページ44)

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缶詰め……最高だ!! ページ44

話が一段落着いたので伸びをしながら横目で時計を見る。七時か。長いこと話してたなぁ。
あれ、そうでもないか？ま、いっか。

「お腹すいたからなんか作ってくる。」

「Aって料理できますの！？」

「簡単なやつならね～。
あっちじゃ一人旅だったし。」

そう言いながら材料をチェックしていく。
とはいってもいつこの隠れ家を手放すことになるかわからないので缶詰と乾物しかないが。
例外的に冷蔵庫の中には水が入っている。
(たまに断水するから)
せっかくだから和食でも作るか。

「何を作るんですの？」

「ん～、出来上がってからのお楽しみ。」

テッテレー

Aさん特製(手抜き)うどんのかんせーい！

パチパチパチ

…あれ？悪魔って食べ物食べるっけ？
作っちゃったし今更考えてもしょうがないか。

「お待ちどお！」

「いい匂いですわ。」

「うどんか。」

「あ、知ってるの？」

「東の小国の食べ物という事だけだがな。」

へー、和の国みたいな感じの国がこっちにもあるのかな。今度行ってみたいな。
そんなことを考えながらうどんを食べる。
うん、缶詰最高！(味濃いけど)美味いし、日保ちするし、なんといっても種類が豊富！神！素晴らしい！誰か缶詰の作り方教えてくれないかなぁ。
あっちに戻れたら量産したい。