回避２１ ページ23
レオナ目線
昨日、兄貴が外で倒れている女を拾ったらしい
特に興味はなかった
きっと召使いの奴等も兄貴が気に入った相手は
いい人に違いないと言って、浮かれているのだろう
そんなことを思いながら廊下を歩いていると
少し奥にはペタリと座り込む女がいた
耳も尻尾もなく、透明な黄色い髪が目立つ
きっとコイツが兄貴が連れて来た女…
そう思っていると、ブツブツと何かを呟いていた
貴女『はぁぁ…そもそもあの第一王子が全てポジティブに考えすぎだよ
もっとちゃんと予測立ててからにしろっつうの
結果的にこう迷子になってしまったし…
てか、何で普通に倒れてる私を国王に会わせることになるんのよ』ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
兄貴のことを言ってるのか…
兄貴を尊重するが、コイツは違った
レオナ｢おい｣
貴女『はいはい、何ですか
文句なら第一王子に……』
レオナ｢お前……｣
貴女『は、はいぃぃ』
ゆっくりと俺の方を向く
俺はソイツの見た目に、目に奪われた
整った顔立ち、吸い込まれそうな澄んだ青い瞳
なるほどな、兄貴が気に入る訳だ
レオナ｢お前、此処で何してる｣
貴女『迷子ですっ！！』
レオナ｢何でそんな自信満々に言ってんだよ｣
貴女『えっと、君は誰？』
レオナ｢俺はレオナ・キングスカラー、第二王子だ｣
貴女『へぇ〜、そうなんだ〜。ビックリした〜(棒)』
レオナ｢棒読みすんじゃねぇ、俺が王子に見えないってのか？｣
兄貴と俺を比べたら、そうなるだろ
貴女『ううん、ザ・王子って感じだったから…
第一王子だろうが第二王子だろうが、私は君の方が立派な王子に見えるよ
まあ、正直に言うと…私第一王子(陽キャだから)ちょっと苦手なんだよね
これ、秘密だよ』
そう言うと、自分の唇に人差し指に当てニコリと微笑む
レオナ｢ｯ///｣ﾄﾞｷｯ
俺は顔を腕で隠す
貴女『どっどうしたの！！？』
今の顔は見せられない
きっと真っ赤だろうから…
・
貴女(あっ、レオナに敬語使うの忘れた…)
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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楓(プロフ) - 零さん» なかなか更新出来なくて、申し訳ありません！更新不定期なのにそう言ってくれる方がいて、凄く嬉しいです。更新頑張ります！ (2022年9月1日 22時) (
レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月1日 20時) (レス) @page47 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - イチゴミルクさん» わわわ、ありがとうございます！！オリジナルキャラクターには、私の性癖が詰まっていて(((面白いと言ってくれて嬉しいです！イチゴミルクさんも無理をせず、これからも宜しくお願いします！！ (2021年10月10日 12時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
イチゴミルク(プロフ) - 初見です！すごい面白いです！もう好きすぎて…無理しない程度に更新頑張って下さい！！！応援してます（≧∇≦） (2021年10月10日 10時) (レス) id: 9f32c5ebed (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - かなをさん» ありがとうございます、更新頑張ります！ (2021年3月7日 14時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 | 作成日時：2020年7月22日 8時
