お姫様から忍者へ【忍たま】 (ページ6)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:30,766 hit

六話:治癒の女神ページ6

夜になり城の者が寝静まった頃のこと
________________
忍たまSide

立花「どんなに考えても埒が明かん…」

食満「卒業試験の一貫だからといっては難し過ぎではないか！」

善法寺「留三郎…それにしても僕達が、失敗したときに来てくれるという紅葉芭春彦さんは…」

七松「伊作の言う通り春彦さんは、いつ来るのだろうか」

潮江「夜になっても来ないという事は、もしかすると春彦さんに騙されたということになる」

善法寺「そ、そんな」

食満「大丈夫だ、伊作！先生方がきっと助けに来てくれる」

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

皆 (((((！！！！)))))

中在家「ﾓｿﾓｿ(足音が聞こえるもそ)」

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

潮江「誰だ！」(大声)

？「手当…手当しに来ました」

潮江「手当だと！お前なんかを信じる訳無いだろう！」

？「お怪我も酷いですし、早く治療しなければ
患部にウジが湧いてきてしまいます」

立花「お前、春彦さんか？春彦さんは、男だときいていたんだが」

？「春彦さん？聞いたことありませんが…」

立花「ではお前は、誰なんだ！」

？「桜輝と桜月詠ノの娘、桜月鈴です」

七松「へぇ〜此処の姫だったのか！」

鈴「そうらしいです」

中在家「ﾓｿﾓｿ(手当してくれるのは、本当か？)」

食満「此処の姫を信じるつもりか！長次っ！」

善法寺「留三郎…長次の言う通り手当して貰おうよ…
桜月さんが言ってた通り、このまま患部を放置すれば、ウジが湧いて下手すれば患部が腐ってしまう」

立花「この牢の鍵を開けてしまったら、私達が逃げてしまうかもしれないぞ」

鈴「その可能性は低いですよ…貴方方の怪我が酷いから、まともに走れやしない、逃げたとしても此処のプロ忍者達にすぐ捕らえられてしまうだけですから」

七松「ごもっともだな！アハハハッ」

鈴「私を信じてくれるんですね」

善法寺「半信半疑だけどね」

鈴「まあいいですよ、半信半疑で」

鈴は、牢の鍵を開けるガッチャ

鈴「入りますね」

暗くて見えなかった彼女の顔が行灯の灯りで明らかになる

六年生 (((/////////)))

六年生「「(まるで、治癒の女神のようだ////)」」

___________
語彙力がやばいです(ToT)