お姫様から忍者へ【忍たま】 (ページ32)

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三十一話:失望ページ32

あらすじ(二十四話の続き)

仙蔵を庇った貴女は大怪我負って医務室にいます
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鈴Side

鈴「…(此処は医務室？)」

鈴「ゔっ…(確か私仙蔵さんを庇って…)」

鈴「…(仙蔵さん達を手当しなきゃ)」

私は重い体を起こす

すると襖の近くから、侍女達の話し声が聞こえてくる

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侍女Side

侍女1「いつ姫様は起きてくれるのかな」

侍女3「きっと大丈夫よ、薬師もそう言っていたし」

侍女等が襖が静かに開ける

其処には体を起こしている姫様がいるではないか

侍女1「ひ、姫様っ…よ、良かった」

侍女等は安心した様なの顔を浮かべる

侍女2「姫様、まだ横になっていて下さいね」

侍女3「お怪我も酷いですし、傷口が開いてしまうかもしれないので安静にしていて下さい」

　私は小さく頷く

侍女2「そうだ、姫様が目を覚ました事を侍女長様に伝えてないと」

侍女3「分かった、私達は此処で姫様を見てるね」

侍女2は侍女長へと伝えに行く

侍女3「姫様、体調はいかがですか？」

鈴「大丈夫…」

侍女1「それなら良いですけど、姫様が血だらけの時はどんなに肝を潰した事か」

鈴「そうですか…」

侍女3「何故その様な怪我をされたのですか？」

鈴「そ、それは…」

私は胸が潰れるような気持ちになる

すると襖が開く音がする