お姫様から忍者へ【忍たま】 (ページ15)

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十四話:何故？（過去編）ページ15

春彦Side

食後の質問大会です
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春彦「貴方に質問があります」

老人？「なんじゃ？」

春彦「昨夜、何故貴方は倒れていたのです
か？」

老人？「それは…のぉ、」

老人は、一人で外出に行っていたときに
あるプロ忍者に殺されそうになり
無我夢中で走り退けてきたらしい

いまは、忍術学園の学園長で

昔は天才忍者と呼ばれていたらしい

天才忍者なので命を狙う者が多いらしい

老人？「という訳なんじゃ！」

春彦「ほうほう、天才忍者だったとは」

老人？「そうだ！儂は天才忍者だったからな」

春彦「(まあ…俺も天才忍者なんだけどな)」

老人？「他に質問は、あるか？」

春彦「では、名を教えてくれませんか？」

老人「まだ言っていなかったな…儂は
　
　 "大川平次渦正"
　と言うんだ」

春彦「大川平次渦正ですね…(長いな)」

渦正「嗚呼！儂を渦正と呼んでくれ」

春彦「分かりました」

渦正「次は、儂から質問していいかの？」

春彦「も、勿論いいですよ」

渦正「お前、紅葉芭春彦と言ったであろう
お主、忍者か？」

春彦「はい…私は、忍者です」

渦正「やはりな、紅葉芭春彦という天才忍者がいるという噂を耳にしたからな」

春彦「そうでしたか…渦正さんの言う通り私は
フリーの忍者です、(妹を見つける為に)ﾎﾞｿ」

渦正「お主、妹がいるのか？」

春彦「(声に出ていたか)まあ…はい」

春彦の顔が今にも泣きそうになる

渦正「そうか、何故そんなに悲しい顔するのだ」

春彦「そ、それは…何でもないので気にしないでください」

渦正「お主の妹が攫われたのだろう…」

渦正がそう言った瞬間、春彦は、殺気を出した

春彦「何故知っている(殺気)」

渦正「春彦よ、儂が拐ったのではない」

渦正「お主の顔はとても整っているからの
お主の妹は、それは美人だと思ったのじゃ」

渦正「最近は、顔の整った者を拐う者が多いからの…」

春彦「そ、そうなんだよ…俺の妹が何故拐われなくてはいけないんだ…顔が整っているから、可愛いから、自慢の妹だから…そんな事で攫って欲しくはない」(泣)

渦正「そうか、そうか」

春彦「親にまでも心配をかけてしまって、もう俺はっ……すぅーすぅーすぅー (寝息)」

渦正「よく眠っとるな…疲れていたんだろう、今はゆっくり休め春彦」

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語彙力がΣ(´∀｀；)

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