【ハイキュー!!】私立排球大学病院に入院することになりました。2nd

49 半分こ ページ18

松｢な？それならいいだろ？






＿＿＿＿国見｣






｢え...あの.....｣





国｢.....はぁ、いいですよ。

でも来週は俺の分置いといて下さいね｣





松｢はいはい。悪かったな｣





What?


何勝手に話を進めてるんだい？


結局私は、162円(クロワッサンの半分の値段)分を見知らぬ美青年に奢るようなことをしないといけないのかね？






｢え、いや、私は...良いと言っては...｣








断ろうとしたその時、

右肩には松川さんの、左肩には国見さんの手が乗せられた。



そして、






松/国｢ありがとう｣







極上のスマイルで言われた。






くそっ。

端正な顔立ちの２人に笑顔を向けられちゃ断れないではないか！







｢...ﾁｯ))分かりました、半分差し上げますよ｣






その瞬間、国見さんの顔に生気が宿った。









.









.









｢〜〜〜っ！


やっぱ松川さんのクロワッサンは最高！！｣





国｢そこは共感｣








現在、カフェ内の二人席に国見さんと腰掛けてティータイム中。



少し話してみると、意外にも食の趣味が合うようで。





国｢塩キャラメルは正義だと思う｣






｢切実に共感できます｣









なんて会話を繰り返してるだけ。






もうとっくにクロワッサンは平らげてしまったけど、趣味が合うため話が弾む(国見さんが無気力なため、テンションは弾んでないが)。









30分くらい話していた頃、私は聞きたかった事を思い出した。









｢そーいえば、国見さんってお医者さんですよね？｣






国｢まぁ白衣着てるしね｣







じゃあ呼び方は国見"先生"でいっか。









｢国見先生。国見先生は、









何科の先生なんですか？｣

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