番外編 あの時先輩たちは ページ20
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これは、大体『7個目のご注文』のすっぴん話あたりの時間軸です。
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NOside
_______その疑念が生まれたのはとある放課後。
部活がオフの日、木兎と木葉、そして3年マネ2人が偶然会って一緒に帰っていた時の事だった。
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雀田｢ねえ、ちょっと気になってたんだけどさ、最近Aちゃん可愛いよね｣
白福｢あ、わかる〜！なんか、素の可愛さがでてきたって感じ〜｣
木兎｢言われてみればそんな気がする！｣
近頃、Aの変化にみんな薄々気づいていた。
その場の全員がうんうんと頷く。
そんな中、難しい顔をしている男が1人。
木兎｢あれ、木葉？何でそんな悩みこんでんの？｣
雀田｢もしかして、Aちゃんが可愛くなってるの自分だけ分からなくて悔しがってるとか？｣
木葉｢いや、ちげーよ。それは俺も薄々思ってたけど、そうじゃなくてだな....｣
そこから再び顔をしかめ出す木葉。
しかし、すぐに何か思い出したように顔を上げた。
木葉｢俺、気づいちゃったんだけど、
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Aちゃん、赤葦好みの女になってきてねえか？｣
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木兎｢.......あー！ほんとだ！！
言われてみれば確かに！！｣
木葉の突然の言葉に、1番先に反応したのは木兎だった。
女子陣は、どういうこと？と首を傾げる。
木葉｢最近赤葦が色恋沙汰の話にノッて来てくれんだけどさ、俺が覚えてる限りでは、今のAちゃん、めっちゃ赤葦の趣味そのものなんだよ｣
白福｢たとえば？｣
木葉｢まずは髪型だろ、ストレートになった。
そんで最近タイツ履いて脚も隠してるし、
急に手作りのお菓子も作ってきてたじゃん。
そんで、派手な色の上着も最近着てないし。
これ、全部赤葦のタイプなんだわ｣
雀田｢え、じゃあこの間からAちゃんがメイクして来なくなったのも？｣
木兎｢あー、あかーし前に、すっぴんが可愛いかったら嬉しいとか言ってたっけな｣
木葉｢だろ！？｣
白福｢え〜、それもう脈アリアリじゃん｣
雀田｢Aちゃん、恋してるねー！｣
衝撃の事実を発掘した彼らは、キャーキャーと盛り上がる。
そしてその時、その場の全員が同じ事を考えた。
(赤葦に、Aちゃんの事どう思ってんのか聞きたい.....！！)
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柚羽(プロフ) - めちゃめちゃ最高でした!!!!!!角名くんとか治くんのお話も読んだんですがほんとにキュンとしました…すきです…ありがとうございました！ (2020年6月16日 21時) (
レス) id: 907bdd6a18 (このIDを非表示/違反報告)
紗乃みこ(プロフ) - k1116さん» そんな風に言っていただけるとは、とても嬉しいです！ この作品を読んでくださって本当にありがとうございました！ (2020年5月26日 23時) (レス) id: 36fdae6ffc (このIDを非表示/違反報告)
k1116(プロフ) - 赤葦作品の中で1番好きです (2020年5月26日 23時) (レス) id: b5f6f36829 (このIDを非表示/違反報告)
紗乃みこ(プロフ) - 桜ひかりさん» ありがとうございます！ またネタが思い浮かび次第新作を作ろうかと思います！ (2020年5月26日 8時) (レス) id: 36fdae6ffc (このIDを非表示/違反報告)
紗乃みこ(プロフ) - 千尋さん» ありがとうございます！ 最後まで読んでいただけて嬉しいです！ (2020年5月26日 8時) (レス) id: 36fdae6ffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗乃みこ
| 作成日時：2020年5月18日 19時
