【HQ】白鳥沢のマネージャーはツインズの妹.4

70.闘いの末 ページ31

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次のターン
ブロックを飛ぼうとした日向くんがよろけて間に合わず、
ブロック1枚のところを工のスパイクが決まった。




白鳥沢も烏野も脚が限界なはず。

烏野に至っては気力だけで動いてるようなもの。



畳み掛けるチャンス……！








しかし、烏野リベロのスーパープレーによって1点取られ
20-19



烏野のローテは回って前衛には月島くんが

後ろには日向くんと影山くん


烏野にとっては超攻撃型のローテ



ここで彼らにチャンスを与えてはいけない







日向くんの打ったサーブは隼人さんが拾って賢二郎に

月島くんに時間差攻撃が通用しないのをわかっているからトスが上がったのは太一さん

早さで中央突破するつもりだ



だけど、慣れてきたのか序盤よりも月島くんの反応速度が速くなっていてワンタッチされてしまった。




烏野のチャンスボール



影山くんが上げた先にはすでに空中に飛んでいる日向くん






『10番！！』



天「跳びつけ太一！！！」





日向くんのスパイクは太一さんの腕にあたりこっち側のコートに落ちる





『〜っ！』





が、すかさず若利さんの腕が伸びボールは繋がれる







まだ、まだ落ちてない…！！








いつもなら立て直すこの場面
だけど若利さんは自らトスを呼び、放ったストレートは日向くんが身体で上げた



ボールはこちらの嫌なとこへと返される




そしてもう一度若利さんにトスが上がりストレートを打とうとした





『！！』





今までストレートを気持ちよく打たせてくれてたのに、
ここに来て初めて3枚でストレート締めてきた…！？






若利さんは寸前にクロスへとコースを変えるも、サーブ後の日向くんと場所を変わっていた影山くんが上げる



コート外へと弾き出されたボールを拾い最後は3番のスパイク


それを太一さんは止めボールは烏野のコートへ






烏野のチャンスボール…
日向くん飛び出してくるか……？





しかし、いつも1人飛び出していた日向くんが飛び出してこない。




烏野はブロックフォローのない全員参加のシンクロ攻撃


日向くんは、自らテンポを遅らせて紛れた






日向くんにブロックはつくことが出来ず道を作ってしまった




レシーブした隼人さんの腕を弾きボールは繋がることなく









__________床に落ちた




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