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ピィーーーーッ‼
『よしっ』
このセットは最後若利さんのスパイクが決まり25−16で終了。
戻ってきた彼らにドリンクとタオルを渡した。
日向くんはこのセット、突発的な動きは見せたのは最後のこちらのマッチポイントの一度だけ。
若利さんが綺麗に拾ったけど、やはり彼の動きは読めない。
『若利さん、あまり日向くんと張り合おうとしないでくださいね』
牛「あぁ、わかってる」
天「思ったんだけど若利くんとAちゃんって烏野の10番と知り合いなの?」
牛「…俺は道で会った」
『んー…私も道で会いました』
あながち間違いではないはず…?
若利さんの言っている道とは多分ロードワーク中のことだろう…。
天「二人して道!?」
牛「俺を倒して全国へ行くと言っていた」
『言ってましたねーそんなこと』
天「え、道で!?」
牛「いや、道ではなく…」
白「そういえば牛島さんとA、部外者を校内に入れて怒られてましたね」
『正確には私巻き添え食らったんですけどね…』
あの日は災難だったけどさ、二人のおかげで若利さんのレアな表情見れたのはラッキーだったよ。うん。
天「面白ぇな烏野の10番!!だから気に入ったんだ」
牛「いいや、嫌いだ」
あれ、なんか意外。ライバルとして好きそうなのに日向くんのこと。
牛「根拠のない自信は嫌いだ」
天「ますます珍しっ。てことはAちゃんも?」
『え、私?私は別にああいうの嫌いじゃないですけど、高さでしか勝負できないのに大口叩くのはどうかと思いますけどね。
ちなみにですけど覚さんはそろそろ温まりました?』
天「あらら、きっびし〜。
もちろんばっちしだヨー!若利くんばっか目立ってきてるからそろそろ俺も頑張っちゃおーっと」
『ふふっ、覚さんなら止められますよちゃんと。
賢二郎さんはこっちのペース崩されないようにしてくださいね』
今のセット、大半の得点が若利さんが決めている。
それだけブロックを確実に振り払って点を決めたいんだろう。
特にあの11番のメガネくんは賢二郎さんの嫌いなブロッカーだと思う。
国見くんのような一見やる気なさ気にみえて、実はしっかりと考えている。
現に賢二郎さんのトスを上げるのを見てからブロックを飛んでいて
信じてるのは目の前にある"情報"だけのようだ。
ゲスる覚さんとは真逆のタイプ。
白「あぁ」
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*のあ*(プロフ) - 善さん» 善さんコメントありがとうございます^ ^ ホントですか…!白鳥沢メンバーで1番夢主ちゃんを溺愛させちゃってます笑 残念ながらさとりんとくっつけはしないんですけどそう言っていただけて嬉しいです(*^^*) (2020年9月20日 23時) (レス) id: 0f2090eb0e (このIDを非表示/違反報告)
善(プロフ) - 彼彼女としてなら、さとりんとか似合いそう (2020年9月19日 18時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
*のあ*(プロフ) - 小梅さん» 小梅さんこちらこそありがとうございます!!駄作と言っても過言ではない私の作品を楽しんで読んでいただけるなんて…嬉しい限りです、!これからも期待に応えられるよう更新頑張ります!! (2020年8月5日 18時) (レス) id: 0f2090eb0e (このIDを非表示/違反報告)
小梅 - 続編ありがとうございます!もう、楽しんで読んでます!更新頑張ってください! (2020年8月5日 9時) (レス) id: 5fbceb9f00 (このIDを非表示/違反報告)
*のあ*(プロフ) - Raiさん» Raiさんありがとうございます!たしかにそうですね…ご指摘されるまで気づきませんでした汗 まだまだ勉強が足りませんでした…!!本当にありがとうございます!! (2020年8月2日 6時) (レス) id: 0f2090eb0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*のあ* | 作成日時:2020年7月10日 20時