宮ちゃんと松川くん【ハイキュー】【松川一静】

20.松川side ページ20

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『ん〜〜っ美味しい〜!!』









Aちゃんと遊ぶ約束を取り付けてから数ヶ月
ようやく休みが合ったので出かけることに。


食べ歩きをしたいとの事だったので仙台市内のオススメの店を回っていて

今はずんだ餅が食べられる甘味処に来ている






テーブルを挟んだ向かい側でAちゃんは
頬っぺた落ちる〜なんて言ってる



ホント、可愛すぎて罪なんだが






『…っ、そんな見られたら食べづらいです…』

｢美味しそうに食べるなあって思ってつい。
良かったら俺のもどーぞ｣






視線に気づくや否や口元を隠し恥ずかしそうにするAちゃん


Aちゃんが頼んだのと違う味を1切れおすそ分けしようと
口元へと運んでみた





美味しそうに食べてる姿見ると餌付けしたくならね？







｢はい、あーん｣

『ん………んんひい』

｢ふはっ｣








目の前に差し出された餅と格闘したものの
最後は根負けしてﾊﾟｸﾘと餅を頬張ったAちゃん


なんかリスみてぇ







『あの、良かったら私のも一口どうぞ』







そう言って自分の食べていた餅を分けてくれたから遠慮なくいただいた




うん、美味い







次どこ行こうかと話しながら餅をたいらげた









｢ちょ、今松つんあーんしたんだけど!?｣

｢うるせぇﾊﾞﾚるだろ!!｣

｢(腹減った…)｣

｢ちょっと岩ちゃん!!勝手に俺の餅食べないでよ!?｣

｢食わねぇお前が悪い｣







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