宮ちゃんと松川くん【ハイキュー】【松川一静】

2.松川side ページ2

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『えっと、宮Aです。よろしくお願いします？』





何故か疑問形で自己紹介をする彼女、宮Aちゃんは
現在俺の隣に座っています





月バリで彼女の記事は読んだことあるし
女子にすげえやついるんだな感覚で存在は知ってたけど……


雑誌で見た時と印象違うくない？制服のせい？






ほんと可愛い……








でもなんで白鳥沢の制服？なんで及川たちといんの？



気になることが多すぎる





どうやら花も同じことを思ってたらしく俺よりも先に話していた





「あぁ、俺らも本屋で会ったんだけどびっくりしたわ。
んで、クソ川がうるさいからファミレス来たって感じ」





結局みんな考えてることは同じか




及川が改めて聞き直すと





どうやら高校に入学してからはバレーはやってないないらしく、
今はマネージャーをしているとのこと


白鳥沢にいるのはウシワカがいるからという謎の理由






選手じゃないのは怪我でもしたのか？





…これは聞いてもいいかわからないから今は聞かないでおこう







「ざっくりしすぎ笑

てか白鳥沢って進学校っしょ？スポーツ推薦じゃないってことは一般？」


『まあ、はい』


「え、Aちゃんめっちゃ頭いいじゃん！」






あそこ一般で入るのってすげえムズいって聞いたんだけど…



すっげぇ…







そっから俺らのしょうもない話を嫌な顔せず聞いていた
Aちゃん




笑った顔可愛い…









……って、俺可愛いしか言ってねぇじゃん



でもほんと可愛いんだよ






完全に彼女に心奪われた俺は
この子のこともっと知りたいなって思った






気づけば時刻は19時半を回っていて、彼女は寮の門限があるらしく帰らなきゃいけない時間になっていた





それを聞いた及川は駄々をこねて動こうとしない




ガキかよ






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