宮ちゃんと松川くん【ハイキュー】【松川一静】

1.松川side ページ1

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「終わったーっ」





カタンッとテーブルにシャーペンを置いて伸びをする花巻





3年生へと進級した俺たちは本格的に受験勉強をするようになり
参考書とにらめっこをする日が増えた






連休中は練習三昧だったため今日の部活はオフ




なので放課後は花巻と一緒に駅前にあるファミレスにて勉強中






一足先に終わらせていた俺はシャーペンからスマホへと持ち替えていた





「おつ」


「ん、腹減ったしなんか食おうぜー」


「だな」






季節限定のデザートが目に入りそれを頼むことに



届くと秒で平らげ駄弁っていると








「あれ、マッキーに松つんじゃん！！」





偶然近くの席に案内されていた及川と岩泉と遭遇





「なんだお前らいたのか」


「よっ、松と勉強してたー」





案内した店員がお知り合いならお隣にしますか？と
気の利いたことを言ってきたので及川がそうしますと答えた





『えーと……、こちらの方たちは…？』






そしてヒョコッと後ろから現れた女の子






あれ、この子……








「及川またナンパかよ〜…って宮Aじゃん！」





…やっぱりそうだよな？



月バリでチラッて見た記憶がある





「俺本物初めて見るんだけど。え、めっちゃ可愛い…」








人はこうも簡単に落ちるものなのか








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松川一静17歳









______どうやら一目惚れしました





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