【HQ】白鳥沢のマネージャーはツインズの妹.2 (ページ45)

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【番外編】月刊バリボーページ45

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ある日の寮の談話室。

夕食を食べ終わりみんなでおしゃべりをしていると
英太さんが部屋から月バリを持ってやってきた。

瀬「A～今月号の月バリ載ってんぞー」

『見たいでーす

ん？IHで見つけた話題になったあの人は今？』

天「ナニナニ～この間のインタビュー？」

IHで見つけた!話題になったあの人は今

［準決勝、稲荷崎VS狢坂の試合で響きわたった怒号の主は稲荷崎高校宮侑と治の妹宮A

選手や観客全員の視線を集めある意味注目の的となった]

［そんな彼女は中学卒業後、地元を離れ宮城の強豪白鳥沢学園へと進学。
バレー部のマネージャーとして活動している。

離れて暮らしている彼女について双子に聞いてみたところ]

［『寮生活だし知り合いが居なくて寂しいと毎日電話をしてくる可愛い妹です』］

川「……ﾌﾟｯ」

『…は？何ホラ吹いとんじゃクソツインズ』

天「ﾌﾞﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬw 絶対これ双子のほうでしょww」

瀬「続き見ろよw」

[と彼らは言っているが、何度も彼らを取材したことのある私は
本当に寂しがっているのは双子の方なのだと察した]

『へっ、ざまあ』

山「ライターこんなこと書いてもいいのかよw」

[ちなみにAさんは稲荷崎高校の他の選手とも交流があるらしく稲荷崎高校、白鳥沢学園両校の主将にAさんのことを聞いてみた]

『え！？若利さんいつの間に！？』

牛「ユースに取材に来てた。
ユースの取材と同時に普段のAの様子を聞かれたから答えた。

何か不都合でもあったか？」

『いやいやそんなこと全然ありません！』

むしろ普段私のマネ業をどう思ってるのか知りたいです！！

[ Q.Aさんは普段どんなマネージャー、または人柄ですか？

A.牛島『彼女はとても選手に尽くすマネージャーだと思う。
選手一人一人を観察し弱点や癖を見つけ、個人に見合った練習メニューを考えたりと、とても素晴らしいマネージャーだ。
白鳥沢には欠かせない存在。

人柄は…裏表がなくとても愛嬌のある人というのか。
俺も含め部員全員に愛されているな』]

愛嬌があるって。え、何私かわいいってこと？？

ニヤけ止まんないやだもう。

『若利さん一生ついていきます。

ていうか結婚してください』

牛「？すまないが、今はバレーに集中したい」

若利さんならそう返してくると思いました！

大「ははっ。あ、次稲荷崎の主将くんだぞ」

『北くん！』