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鷲「向こうのマネージャーってどういうことだ」
赤「TO終わったあと木兎さんへのブロック、ストレート側だけきっちり堅めていました。
クロスは手薄な状態。
にも関わらず木兎さんはクロスを打たない。
この時点で俺らは気づきましたけど、
きっとあの子はその前にストレートしか打たないことに気づいたんでしょう。
そして今の攻撃で5番はクロス側にスイッチ。
そのコースの先にはリベロを置いていた。
クロスを打たせようとした俺らの動きを完全に先読みしていたってことです」
小「くっそ〜!完全に読まれてたのかよ!」
向こうのほうが一枚上手、いや彼女が、か。
今みたいな分析をされたら厄介だな。
赤「今のはもう仕方ないです。
切り替えていきましょう。
木「あかーし……」……木兎さん?」
木「今日はもう…………
俺にトス上げるな……!!」
「「「(ここでーーーー?!)」」」
さっきから一言も喋らないと思ってたからなんだと思ったらトス上げるな宣言をした木兎さん。
まじか……。
弱点問題解決したと思ったら今度はしょぼくれモードに突入しました。
こうなると大変なんだよな…。
でも一か八か…。
赤「木兎さん、そんなこと言ってていいんですか。
すぐ横で宮Aさんが見てるんですよ」
木「(ビクッ)」
赤「今のところ全くカッコいいところ見せてないんじゃないんですか。
こんなんじゃ宮さんに褒めてもらえるどころかスパイク見せてもらえませんね」
これでどうだ。
木「?!
い、嫌だ!頑張るからそれだけは…!!」
「「「(あ、戻った…)」」」
赤「じゃあスパイク打ってくれますよね?」
木「お、おう!」
「「「(ホッ…)」」」
危ない。なんとかしょぼくれモード回避できた。
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木「くっそーーーー!!」
木兎さんのしょぼくれモードを回避したものの流れはずっと白鳥沢のままになり、2-1で負けた。
木兎さんはというとペナルティのフライングが終わりタオルを噛んで悔しがっている。
赤「木兎さん、次勝ちましょう」
木「次はぜってー負けねーー!
宮ーーーー!」
『ひょえ?!』
赤「あ、ちょっ…」
悔しがっていたのも束の間すごい勢いで宮さんの元へ向かった。
ほんと忙しい人だ…。
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*のあ*(プロフ) - @穂実さん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません!ご指摘ありがとうございます。 (2020年11月9日 14時) (レス) id: 0f2090eb0e (このIDを非表示/違反報告)
@穂実(プロフ) - 細かくてすいません。24話で、赤葦は「道は作りますんで。」ではなく、「道は作りますので。」ではないでしょうか。細かくてすいません。面白いです! (2020年10月30日 6時) (レス) id: 22d7bacd23 (このIDを非表示/違反報告)
*のあ*(プロフ) - (名前)さん» 読んでいただきありがとうございます(>_<) (2020年4月16日 21時) (レス) id: 0f2090eb0e (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます!応援してます!更新頑張ってください! (2020年4月16日 12時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
*のあ*(プロフ) - らいさん» はじめまして!ありがとうございます!これからも読んでいただけたら嬉しいです(^^) (2020年4月11日 23時) (レス) id: 0f2090eb0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*のあ* | 作成日時:2020年4月6日 20時