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そんなわけはない
さっきキスをしたとき微かにアルコールの香りがした
風「……ちょっと待って、さっき食べたチョコの包み紙まだある？」
「チョコ……これ？」
彼女から受け取ったチョコの包み紙
風「えーっと、って……チューリンチョコレート……」
だめじゃん
これ、酒入りチョコじゃん
風「酔ってるな？A」
「なんで？飲んでないのに酔わないでしょ」
風「いや、飲んでるんだよ
これ、酒入りチョコ
ごめんな？
中島にもらったの確認しないで渡しちゃったから」
「お酒かぁ……美味しかったよ？」
風「うん、ならいいんだけどさ、いや良くないか」
「ふーま、ちゅーして？」
ほらね？良くない
風「いいの？ちゅーしたら俺止まんないよ？」
「止まんない？何が止まんないの？」
風「わかんないならいいよ
ちゅーしてほしいんでしょ？」
「うん」
風「いいよ、してあげる」
彼女の望み通りキスを落とす
「ん…」
お酒のせいなのか少し熱を帯びた彼女の頬
そのまま啄むように押し当てるだけのキスを繰り返す
「ん……はっ、ふっ、ふーま？」
風「なに？」
「んんっ、も、いい…苦しっ、やぁ…」
風「うん、俺もやだ、やめない」
何か言いたげな彼女の唇を強引に塞ぐ
息ができないのか苦しそうに俺の腕を掴む
「んんっ！や、んっ！？」
彼女の口が少し開いたタイミングですかさず舌を入れる
「や、ぁ……ふま……」
彼女の小さな体がﾋﾞｸｯと震える
キスの間に漏れる吐息混じりに呼ばれる俺の名前
風「……んっ、A？ふはっ！真っ赤じゃん、かわいい」
「や、だぁ……」
力が入らなくなった彼女の腰を両手で支える
風「ん、ベッド行こっか？歩ける？」
「へ？」
なんて間抜けな 声をだす彼女
歩けそうもないから姫抱きてベッドまで運ぶ
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菊池未夢 - また作ってね！お兄ちゃんにすすめておくぅの！ (2018年5月20日 11時) (
レス) id: 06cb82de2d (このIDを非表示/違反報告)
ゆっペ(プロフ) - この小説とっても面白いです！こんな彼氏が実際に居たらいいなーと思いました。大変だと思うけど更新頑張ってください！更新されるのを楽しみにしてます。 (2018年1月17日 17時) (レス) id: 4a7c33ccfe (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - セクゾ大好きです勝利君とそうくんとマリちゃん寄りのオール担当ですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2018年1月15日 13時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キタサン ブラック | 作成日時：2018年1月14日 19時
