23:また明日#2 ページ26
ガシャン!!!
校舎のガラスが割れる音が響く
七海を捉えていた真人は、虎杖が殺すという選択肢を選んだことに高揚感を覚えた
「(アイツ、絶対
虎杖はその一心で真人に向かっていく
____________
『悠仁、人を殺したくない気持ちは痛い程分かるさ。私もそうだからな。けど、けど!!異形の苦しみから放してあげるのも救いじゃないのか?!』
『人を正しい死に導きたいなら、時には殺すという選択肢を選ばないと行けない時もあるんだよ』
『それじゃあ私は体育館の方見てくるから』
____________
万年青に言われたことを思い出しながら。
_________
『は…なに、これ…』
一方万年青は体育館に着き、生徒が倒れている光景を目にする
そこに一人、うずくまっている生徒に駆け寄る教師らしき人を見つける
あの人に聞いてみよう
『これ、何があったんですか』
万年青が訪ねると
「吉野が、吉野が…」
と気の抜けた返ししか帰ってこなかった
あまりにも突然の出来事で頭がついていかないのだろう
とにかく一般人に迷惑はかけられないと思い、教師にお願いをした
『とにかく、このままでは危険です。保健室から氷や毛布などを持ってきて、生徒の手当てを。』
そう言って体育館から出ていこうとした
話している間に今までに感じた事の無いくらいの呪力を感じ、悠仁と名前だけ聞いた七海さんが危ないと思った
がしかし、
「お願いだ、俺だけでも助けてくれ」
と足を捕まれてしまった
は?
あまりにも拍子抜けで思考が一瞬止まってしまった
教師が生徒をおいて助けろだと?
一気に血の巡りが早くなったのを感じた
そして教師の服の襟をつかみ
『てめぇ!!それでも教師なんか?!教師何年やってたかは知らねえが、生徒をおいて逃げるたぁどういうことだよ!あまりにも突然の緊急な出来事で訳がわからなくなってるのはわかるが、生徒守るのが役目なんじゃねぇのかよ!!』
その声は体育館中に響いた
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雪 - 私も夢主ちゃんみたいな性格だし、兵庫県神戸市育ちだからなんか嬉しい。 (2022年2月11日 13時) (レス) @page40 id: 9d5d3d6283 (このIDを非表示/違反報告)
文弥(プロフ) - 佐藤道子さん» ありがとうございます!!更新遅いですが頑張ります! (2020年12月1日 22時) (レス) id: 1c595a9963 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤道子(プロフ) - 結界師!懐かしいですね、更新応援しております。 (2020年11月26日 21時) (レス) id: f994e64d37 (このIDを非表示/違反報告)
文弥(プロフ) - べにろうさん» ありがとうございます!!とっても嬉しいです!! (2020年11月5日 17時) (レス) id: 1c595a9963 (このIDを非表示/違反報告)
べにろう(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい!! (2020年11月4日 22時) (レス) id: 027d82a925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文弥 | 作成日時:2020年11月2日 0時