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どれくらい時間が経ったのか分からないけれど
ピンポーンと寝室まで響く音に身体を起こした。
モニターの中に章大さんの姿を見て
どくどくと心臓が騒ぎ出す。
「はい」
冷静を装った声に、章大さんが勢いよく顔をあげる。
「あ、Aちゃん？
安田ですぅ」
高くて優しい、大好きな声。
だらしなく綻んでしまった顔は、幸いにもモニターの向こうにいる章大さんには見えていない。
オートロックを解除して、章大さんが部屋に来るまでの間
洗面所でボサボサになった髪を手櫛で整える。
本当はこんなボロボロの状態を章大さんに見られたくないのだけれど
それよりも彼に会いたい気持ちが勝った。
汗をかいてしまったから、パジャマも着替えたところで
もう一度鳴るインターホン。
確認もせずにドアを開けたら、心配そうに眉を下げた章大さんがいた。
「Aちゃん、身体は大丈夫？」
ドアが閉まるなり私の肩に手を置いて、顔を覗き込むようにしてそう訊ねる章大さんの丸い目が潤んでいて
たったそれだけのことにきゅうんと胸が疼いた。
「はい、もうだいぶ・・・」
途中まで言いかけた言葉が止まったのは、冷え切った章大さんの手がぺたりと頬に触れたから。
決して大きくはないけれど、ゴツゴツしていて男らしいその手は
いつも簡単に私を黙らせてしまう。
「うわー、結構熱あるなぁ」
そう感じるのは、章大さんの手が冷たいのもあると思うけれど
きっと私の頬が章大さんのその仕草に熱くなったせいだと思う。
章大さんは「お邪魔するな」って礼儀正しく私に言って
私の肩を抱きながら寝室へと向かった。
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茜音(プロフ) - あおゆさん» ありがとうございます（ ; ; ）楽しく思うようにお話をかけたら一番なんですけどね（ ; ; ）そう言っていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2018年2月25日 0時) (
レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - shakexshakeさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）書きたいお話と書いてるお話が噛み合わなくなってしまうとよくスランプに陥ります（ ; ; ）そう言っていただけるとほっとします。 (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - こあさん» 基本的にお話は全部パソコンで書いてストックしてます、、！！お身体大丈夫ですか？（ ; ; ）大倉くんや安田さんが夢の中だけでもこあさんを看病しにきてくれるのを願ってます、、！！お大事になさってくださいね（ ; ; ） (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - えぬさん» ありがとうございます！！お待たせしました、、！！頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - 気持ちわかります…泣。茜音さんの作品好きです！頑張ってください！ (2018年2月23日 1時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜音
| 作成日時：2017年11月26日 23時
