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忠義のお粥はとても美味しかったのだけれど、
すっかりエネルギーを消耗している身体ではとても全部を食べきることはできなくて
結局半分ほど残してしまった。
せっかく作ってもらったものを残すのが申し訳なくて
「ごめんね」
謝ったら、忠義はふるふると首を横に振った。
「熱あるんやし無理せんとき。
とりあえず胃に何か入れることが大事なんやから」
そう笑って、ぽん、と私の頭を撫でて
お盆をもって寝室を出て行った。
すぐに戻ってきたと思ったら、その手に持っていたのは
買ってきてくれたらしい風邪薬。
「薬飲んで、いっぱい寝てはよ治そ？」
薬と水を順番に手渡してくれながら、子どもに言い聞かせるみたいにそう諭される。
薬を飲み込んで、もう一度横たわったら
顔のギリギリのところまで布団をかけてくれた。
とん、とん、と布団の上からお腹を叩く忠義に
ずっと気になっていたことをぶつけた。
「忠義、なんで私が風邪ひいてるってわかったの？」
だって私は、電話の間に咳やくしゃみもしなかったし
それと分かるようなことも口にしていないはずなのに
忠義は看病する準備万端で来てくれた。
私の問いかけに、忠義は一瞬きょとんとした顔をしたけれど
すぐにニマッと悪戯っ子みたいな顔で笑った。
「やってA、めっちゃ鼻声やったし
憎まれ口も全然言わんし」
調子悪いんやろうなぁって思ってん、なんて
どうしてこの男はこうも察しが良いのか。
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茜音(プロフ) - あおゆさん» ありがとうございます（ ; ; ）楽しく思うようにお話をかけたら一番なんですけどね（ ; ; ）そう言っていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2018年2月25日 0時) (
レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - shakexshakeさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）書きたいお話と書いてるお話が噛み合わなくなってしまうとよくスランプに陥ります（ ; ; ）そう言っていただけるとほっとします。 (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - こあさん» 基本的にお話は全部パソコンで書いてストックしてます、、！！お身体大丈夫ですか？（ ; ; ）大倉くんや安田さんが夢の中だけでもこあさんを看病しにきてくれるのを願ってます、、！！お大事になさってくださいね（ ; ; ） (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - えぬさん» ありがとうございます！！お待たせしました、、！！頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - 気持ちわかります…泣。茜音さんの作品好きです！頑張ってください！ (2018年2月23日 1時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜音
| 作成日時：2017年11月26日 23時
