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ついさっきまでいたベッドにまた連れ戻されて

マフラーを解いてコートを脱ぐ忠義の後姿をぼんやりと見ていたら

忠義がくるりと振り向いた。



「熱何度あるん?」



布団から顔だけだしてる私に問いかけながら

忠義が、持ってきた袋をガサガサと漁る。



「38℃くらいかな」



そう答えたら、喉に詰まっていた空気が咳になって漏れた。



何をしているのか、とほとんど機能していない頭で考えていたら

忠義が私の前髪を指先で分けて、直後にひんやりと冷たい感覚。




「冷えピタ。

気持ちいやろ?」



んふ、って口の中で笑うみたいな、忠義特有の笑い方。



その笑顔に見下ろされて、ふわふわと髪を撫でられて
風邪を引いてお母さんに優しくされたときのようなあの気分。


大きな掌が何度もそうやって髪を撫でて、乱れていた髪を整えてくれる。



不意にその手が離れたと思ったのと同時に、忠義が立ち上がった。



「どうせ朝から何も食べてへんやろ?

いろいろ買うてきたから、なんか作るわ」



そう言って、持ってきていた大きな袋を

私に見えるように持ち上げた。



「大人しく寝ときぃや?」



ドアを出るときに忠義がくるりと私を振り向いて、したり顔で釘をさすようにそう言い捨てたから


「はーい」


いつもの忠義みたいに間の抜けた返事を返したら

ふふ、って小さく笑ってくれた。

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茜音(プロフ) - あおゆさん» ありがとうございます( ; ; )楽しく思うようにお話をかけたら一番なんですけどね( ; ; )そう言っていただけて嬉しいです!頑張ります! (2018年2月25日 0時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - shakexshakeさん» コメントありがとうございます( ; ; )書きたいお話と書いてるお話が噛み合わなくなってしまうとよくスランプに陥ります( ; ; )そう言っていただけるとほっとします。 (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - こあさん» 基本的にお話は全部パソコンで書いてストックしてます、、!!お身体大丈夫ですか?( ; ; )大倉くんや安田さんが夢の中だけでもこあさんを看病しにきてくれるのを願ってます、、!!お大事になさってくださいね( ; ; ) (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - えぬさん» ありがとうございます!!お待たせしました、、!!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - 気持ちわかります…泣。茜音さんの作品好きです!頑張ってください! (2018年2月23日 1時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茜音 | 作成日時:2017年11月26日 23時

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