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お風呂上がりには順番に髪を乾かしあって、そそくさとベッドへと戻った。
私はここに自分の部屋着を置いているわけじゃないから
泊まるときはいつも忠義の服を借りている。
今日はグレーのスウェットを貸してくれた。
忠義はただでさえ身体が大きいし、好き好んで余裕のあるサイズの服を着るから
私が着たらトップスだけでもワンピースみたいになる。
眠るだけなら、下手にごわごわと着込むよりもこのくらい身軽なほうがいい。
どうせ隣には湯たんぽみたいに温かいクマがいるし
寒さのことは心配しなくていい。
向かい合って布団に入ったら、
「生足」
なんてオッサンみたいなこと言いながら
剥き出しの脚を大きな手で撫でるから、パチンとその手をはたいた。
ポカポカする身体と、すっかり疲労した心のおかげで
襲ってくる睡魔に抵抗する術もなく、簡単に瞼が重くなっていく。
折りたたんだ脚は、忠義の脚に挟まれて
寝かしつけるみたいにとん、とんと背中を叩かれる。
忠義が指で私の頬をつついたのが分かったけれど
それに反応する気力なんてとても持ち合わせていなかった。
「もう寝たん？」
私が寝ているのかを確認すべく、抑えた声で尋ねる声にも
もちろん返事はしなかった。
どうやら寝ていると判断したらしい忠義が、閉じた瞼に唇を押し付けて
「おやすみ」って、おかしいくらいに優しい声色で囁いたから
反射的に小さく頷いてしまった。
ふふ、って嬉しそうな笑い声が
その日の最後の記憶。
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茜音(プロフ) - あおゆさん» ありがとうございます（ ; ; ）楽しく思うようにお話をかけたら一番なんですけどね（ ; ; ）そう言っていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2018年2月25日 0時) (
レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - shakexshakeさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）書きたいお話と書いてるお話が噛み合わなくなってしまうとよくスランプに陥ります（ ; ; ）そう言っていただけるとほっとします。 (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - こあさん» 基本的にお話は全部パソコンで書いてストックしてます、、！！お身体大丈夫ですか？（ ; ; ）大倉くんや安田さんが夢の中だけでもこあさんを看病しにきてくれるのを願ってます、、！！お大事になさってくださいね（ ; ; ） (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - えぬさん» ありがとうございます！！お待たせしました、、！！頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - 気持ちわかります…泣。茜音さんの作品好きです！頑張ってください！ (2018年2月23日 1時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜音
| 作成日時：2017年11月26日 23時
