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私たちはあまり電話をしない。
章大さんは家にいる間は電話をかけてくることはほとんどないし
私は私で、章大さんが出てくれなかったらと怯えてしまって、声を聴きたいと思ってもなかなかそうすることができない。
だから、電話越しに聴く
くぐもったような章大さんの声は少し新鮮で、なんだかくすぐったい。
「どうして電話してくれたんですか？」
いつもは滅多にしてくれないのに、なんて可愛げのない言葉を付け加えることは、とてもできなかった。
「んーとなぁ、今日会えへんくなってごめんなって伝えたかったねん」
そう言った章大さんは、どことなく歯切れが悪いような気がして
けれどそのもっともらしい理由に答えようとしたら
電話口から章大さんがそれを止めた。
「ごめん…うそ。
や、嘘でもないねんけど・・・」
モゴモゴと口ごもった章大さんが、いつになく小さい声で放った言葉は
ぼんやりしていたら聞き逃してしまうそうなほど、か細かった。
「Aちゃんの声、聴きたかってん」
聴き間違えたかと、思った。
甘い声が紡ぐ甘い言葉には、いつまで経っても慣れない。
砂糖の塊みたいなその言葉は、身体に悪いような気さえした。
やからこんな時間に電話してもうた、って
悪戯を白状する子供のように言った章大さんが
今もすぐ傍にいてくれるような気がして苦しくて、
章大さんが私を求めてくれたことが嬉しくて
彼を想う感情を閉じ込めるためにぎゅっと目を瞑った。
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茜音(プロフ) - あおゆさん» ありがとうございます（ ; ; ）楽しく思うようにお話をかけたら一番なんですけどね（ ; ; ）そう言っていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2018年2月25日 0時) (
レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - shakexshakeさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）書きたいお話と書いてるお話が噛み合わなくなってしまうとよくスランプに陥ります（ ; ; ）そう言っていただけるとほっとします。 (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - こあさん» 基本的にお話は全部パソコンで書いてストックしてます、、！！お身体大丈夫ですか？（ ; ; ）大倉くんや安田さんが夢の中だけでもこあさんを看病しにきてくれるのを願ってます、、！！お大事になさってくださいね（ ; ; ） (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - えぬさん» ありがとうございます！！お待たせしました、、！！頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年2月24日 14時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
あおゆ(プロフ) - 気持ちわかります…泣。茜音さんの作品好きです！頑張ってください！ (2018年2月23日 1時) (レス) id: f382f4c586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜音
| 作成日時：2017年11月26日 23時
