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ボサボサの髪を、忠義の大きな手が労わるみたいに撫でる。
「やっぱAが一番ええわぁ〜」
くふ、って満足そうに笑う忠義が
私のすぐ隣で頬杖をついてる。
コイツのこの下品な感想はどうにかならないものか、と毎度思う。
「…どうせいろんなオンナノコに言ってるくせに」
「ふはっ、ヤキモチ？」
なぜか嬉しそうに少し弾んだ声色でそんなことを訊いてくる忠義。
「なに言ってんだか」
「いいこと教えてあげよっか」
耳元で、とっておきの低い声で囁かれて
ぶるりと身体が震えた。
忠義は、私の返事なんて待たずに
「俺な、絶対に嘘はつかへんねん」
ゆるりとその目を細めて、そう言った。
「なにそれ」
瞼がくっつきそうなほどの睡魔が襲ってきて
それ以上突っ込む気力もなくて、
忠義に背を向けて体を丸めると
後ろからふわりと抱きしめられて
「きもちかった？」
そんな分かりきったことを訊いてくるから。
「ばか」
心の底からの罵倒も、残念ながら忠義にはちっとも響かなかったらしい。
「んふっ」
A〜って頬に唇を押し付けてくる忠義は
損なっていた機嫌もすっかり元通りで。
体温の高い忠義の身体は
私と同じようにじんわりと汗ばんでいて
触れあっている感覚がひどく心地よくて。
いつの間にか眠りに落ちていたらしく、背中を向けていたはずなのに
目が覚めた時にはなぜか忠義と向かい合うようにして眠っていた。
こっちは腰が砕けたみたいな激痛に苦しめられてるっていうのに
呑気な顔して眠ってるクマがムカついたから
ぎゅっと鼻を摘んでやった。
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茜音(プロフ) - みかとぅーんさん» わわ！！みかとぅーんさん！！いらっしゃいませ！！既婚者ヤスくんとオトモダチの大倉くんとのお話でした(^^)お楽しみいただけるよう頑張りますので、またあそびにきてくださいね！ (2017年10月17日 9時) (
レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
茜音(プロフ) - Maさん» ありがとうございます！！お楽しみいただけるように頑張りますね！ (2017年10月17日 9時) (レス) id: c4843d23a9 (このIDを非表示/違反報告)
みかとぅーん(プロフ) - 茜音さんこんばんは、お久しぶりです♪青さんと緑くん！！最初は緑くんが既婚者かと思ってましたが、まさかの青さんだった！！今後の展開も楽しみにしてますね♪ (2017年10月16日 23時) (レス) id: 4e09f270b7 (このIDを非表示/違反報告)
Ma(プロフ) - ガッツリ心を掴まれました（ ; ; ）更新、楽しみにさせていただきます（＾◇＾）頑張って下さい♪ (2017年10月16日 23時) (レス) id: 97b6878d53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜音
| 作成日時：2017年10月16日 22時
