家 ページ3
「泣いてなんかないよ。大丈夫だから、
君も君のお母さんが心配してるよ？
早く帰らなきゃ、ダメでしょ？」
ニコッと微笑みかけて言うと、
少年はまだ納得いかないようだが、
仕方ないと思ったのか帰っていった。
さて、どうしようかと思い、
音楽プレーヤーを取り出し
朝まで暇をつぶすことにした。
２時間経過した後なにやら
自分がおかしい。
意識がもろうろうとしてきた、
手に持っていた音楽プレーヤーを手放して
しまい、拾おうとすると自分も
倒れてしまった。
すると、なにやら公園の入口から
声が聞こえてきた。
「おねーさん！！！！大丈夫！？」
大丈夫だと、口にしようとしても
口がパクパク動くだけで声が出ない。
「低体温症ですね。
すぐ家につれて行きましょう。」
え？今のって……
そこで私は意識を手放した。
目を開けようとすると光が差し込んでくる。
眩しいな。と思いながら目を開けると、
「おや、起きましたか。
おはようございます。」
糸目のイケメンがいた。
「へ……。」
驚いて何も出来ずにいると、急に
手をほっぺに当ててくる。
そして優しく微笑んで
もう大丈夫そうですね。と言うものだから、
ただ、何も出来ずに目の前の彼を見ていると
急に部屋の扉があいた。
すると昨日の少年が駆け寄ってきた。
「良かった、もう無茶すんなよ？」
と言って手を握ってきた彼の手は
私よりも冷たくてついつい笑ってしまう。
「助けて頂いてありがとうございます。
お名前聞かせてもらってもよろしいですか？」
と気軽に聞いてみると、2人は
ニコッと笑って
「僕は沖矢昴といいます。
昴さんで、呼んでもらっても大丈夫ですよ。」
「僕は江戸川コナンっていうんだ！
よろしくね！」
「わぁ！そうだったんですね！……
あの、もしかして正体隠してて、
実はFBI捜査官の赤井秀一だとか、
薬飲まされて幼児化してる高校生探偵の
工藤新一だとかそうゆう冗談も言っちゃう
感じですか？」
ふふ、面白い方達ですね。なんて笑うと
一瞬空気がピリッとしたのが
バカな私でもすぐに分かった。
「へぇーそれは面白い冗談ですね。」
ニコッと微笑みながらさりげなく
壁ドンしてくる昴さんと
「そうだね！その話ちょっーと聞かせて
ほしいなぁ？」
なぜか手首を小学生とは思えない力で
握ってくるコナンくんのことを
全て冗談だと言ってほしい。
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メーイ(プロフ) - 麗夢さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！これからも頑張るので、よろしくお願いします^^* (2017年9月24日 8時) (
レス) id: 88b3d868cd (このIDを非表示/違反報告)
麗夢(プロフ) - 面白いです！応援してます(*´ω｀*) (2017年9月24日 0時) (レス) id: be012b64cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メーイ | 作成日時：2017年9月16日 8時
