空振り3 ページ4
ちょちょちょ、待って、先生。
あなたは神ですか？
及川と席隣とかマジ私死んじゃうよ？←
一人で悶えていたら、及川が来た。
「あれ、A席隣なんだー！またまたよろしくー☆」
『うわあ！！』
「えっ？？」
声かけられたことにビックリしすぎて、思わず叫んでしまった((汗
「A、大丈夫？今日変だけど…」
『え、私変？ホントに？！どこが、どういうとこが変？！』
「えっと……情緒不安定なとこ」
マジか、私情緒不安定だったのか！！
これじゃ、及川に好きって気づいてもらうどころか、変な奴認定されるよっ((汗
『ど、どどどどうすれば直りますでしょうか…？』
「A敬語になってる」
『え！』
「(ホントにA大丈夫かな？)」
「と、とりあえず落ち着こ？ほら、椅子座りなよ」
『あ、そっそうだよね、椅子座ろうよ』
「うん、もう日本語変だよ」
『えっ…』
何で私はこんなにも二つのことを同時にできないんだああ！
ちなみに、1.普段通り生活する。2.及川に好き好きアピールする。 でーす
ていうか、これだとどっちもできてなくないかい？
それはダメだよ如月A、せめてどっちかはできないと。
ということで、私の脳内が1を優先することに決めました。
『あ、ごめんね及川。もう直ったから』
「あ、変なの自覚あったんだね。よかったよかった」
その頃の5組＿＿＿＿＿＿＿＿
「如月がいるとさ、及川がツッコミになんだけど」
「すっごい違和感あるよね…」
「及川はてっきりMだと思ってた」
「聞こえてっからね！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彩嘉 | 作成日時：2020年9月6日 16時
