番外編1-2 ページ17
センラside
よし、作戦実行！
まずは...志麻くんに近づいて
「しーまーくんっ」
抱きつきます。そして
「わっ、センラさん、どうしたん？」
「志麻くん今日"熱い"なあ？」
言葉で誘導。
「そ、そんなことないで？...うわっ！」
動揺したのとしんどいので力入ってませんねぇ
「ふらふらやなあ」
「...ちがうし」
「センラに隠し事するんやあ。センラこの前志麻くんに頼ってって言うたのに、悲しいわあ」
志麻くんが弱いほんまに悲しそうな顔で志麻くんを見る。
「うっ...」
あと一押し。
「ほら、言うてみい？」
「う、しんどい、です」
やっと言うたわほんまにぃ
「よく言えました、熱は？測りました？」
「ん、まだ」
しんどそうやなあ
「こっち来れる？」
「無理かも、しんどい」
「わかりました、ちょっと持ち上げますよ」
「え、センラさ、お姫様抱っこは、恥ずい」
「でも志麻くん歩かれへんのやろ？はい、下ろしますよー」
よし、ご飯作りに行こ。
クイッ
「センラさ、どこ行くん、志麻を一人にせんとって...？」
「ぅ、可愛すぎか。どこも行かんよ。ほんまに可愛いなあ志麻くん...さ、熱測ろか」
ピピッ
「39度かあ、結構高いですね
どうします？病院行きますか？」
「いやぁ、病院行きたくない...」
「でも治るの遅なりますよ？」
「センラさんおるから治るもん...」
「ん"ん"っ」
それは可愛すぎる、録音すればよかった()
「ん...」
髪を梳きながら頭を撫でる。
気持ちよさそうやけど、やっぱり頭いたそうやなあ
ご飯食べやな薬飲まれへんし...
「志麻くん、お粥作ったんですけど食べれる？」
「あーんしてくれる...？」
「なんで今日そんな可愛いんですかほんまに...センラ死にますよ...？」
「センラさん死んだらあかん...志麻生きていかれへん...」
あぁああああもうまじで可愛すぎん？！
絶対今顔赤い...見せたくないし...
「お粥取ってきます！」
これで誤魔化す！
志麻くんがどんな気持ちかも知らずに。
志麻side
センラさん行ってしもた...
寂し、風邪ってこんなにさみしいもんやっけ
でもこれ以上迷惑かけたらあかんからわがままそろそろやめんとなあ...
センラさんが帰ってくるまで、我慢しないと
涙がこぼれそうなのを必死で抑えて。
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夢月 - とっても面白かったです！とっても好きなストーリーでした！番外編も…！もう…まーしぃかわいいし、センラさんかっこいいし！てか、文才ありすぎじゃないですか！？分けてほしいくらいです！次の番外編楽しみにしてます！ (2018年10月27日 21時) (
レス) id: 3341f5a27c (このIDを非表示/違反報告)
みく@企画垢(プロフ) - オリジナルフラグを外してくださいね (2017年8月23日 9時) (レス) id: e89ce37d74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2017年8月22日 22時
