僕の嘘、君の愛。【snsm】

番外編1-1 風邪ひき志麻くん ページ16

志麻side



「あーもー！！！
なんで俺ってこんなについてないん？！？！
今日センラさん来んのに！！！」

と言いながらぜえぜえと肩で息をする。


「頭痛い...こんな風邪ひくの久しぶりやし.....」


そう、俺は風邪をひいてしまった、しかもセンラさんと遊ぶ日に。


「いや、でもこのくらいやったら隠せるやろ。
頭痛薬あったし立てんことはないやろうし...」


頭痛薬取りに行こ。


あー待って、歩くの辛いな？！


「あーもー最悪...」


とりあえずご飯食べて薬飲んだし、センラさん来るまでゆっくりしとこかな。


ソファ座ってゲームしよ、あ、待って眠い寝る寝るあかん寝.....



センラside


志麻くんにさっきからLINEしてんのに来ないんですけど！！！


まあ合鍵持ってるし入りますけど...


「志麻くーん？？センラ来ましたよー？」


あれ？部屋おらんなー、リビングか


「あ、おった、って顔赤？！」


志麻くん絶対風邪ひいてるやん！！


「ん...あ、センラさんごめん寝てた...」


「ええよええよ、それより志麻くん？

俺になんか隠してるやろ？」


「....なんも隠してないで」


ちょい水飲んでくるーって台所に行ってしまった。


でももう足取りふらふらなんよねぇ志麻くん。


ここはセンラ、一皮脱ぎましょうかねえ

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