いつか光を

22話 あり得ない ページ22

すみません。書き換えました。


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風斗と手を繋いで教室に入る。いつもは、教室の前で手を離しちゃうのに、今日は 離すのは許さない。 とでも言うように、強く繋いでいる。


それが、嬉しくてくすぐったい。


そして、風斗は教室に入るやいなや…




風｢詩乃は僕のだから、手を出さないでね。そんでもって、傷付けたりなんてしたら、絶対に許さないから。｣



はい？今、何て言いました？何堂々と交際宣言してるの？意味がわからない。


教室には、男子の感嘆や、落胆の声。そして、女子の悲鳴の声。


五月蝿い…。


そして私は、風斗の手を無理矢理切り離す。



風｢ちょっと！｣


風斗の不機嫌そうな声がしたが、無視をする。



本当に、あり得ないんだけど!!

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