26話 心 ページ26
祈織side
学校から帰って以来、部屋から出てこようとしない詩乃。
祈｢詩乃。僕には、話せない？｣
｢入って。｣
一言、奥から詩乃の声がする。
鍵はいつも開いているので、部屋にあしを踏み入れる。
詩乃の部屋に入ったのは何年ぶりだろうか？
詩乃の部屋は閑散としていて、ただ、寝るだけの部屋だ。
部屋の片隅にベッドがあるだけで、他には何もない。寂しい部屋だ。ベランダに、詩乃はいた。
｢いおにぃ、私ね、ここから飛び降りようとしたんだよ。今もね…｣
そう言って、愛おしそうに、手すりをさする。
｢どうすれば楽に死ねるんだろう？どうすれば一人で死ねるんだろう…ずっと考えてた。｣
祈｢一人で死ぬことなんて無理だよ。確かに、死ぬときは一人かも知れない。たけど、詩乃が死ぬことで、悲しむ人、後悔する人がいる…｣
｢いないよ!!皆、厄介者がいなくなって喜ぶよ。
私は今まで、皆の時間を奪ってきたの。｣
まさか、詩乃がこんなこと思ってたなんて。
居なくなれば…。そんなこと思ったことない。詩乃は、大切な家族て、たった一人の妹。いてほしいにきまっている!!
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里奈 - ラインできるようになったよー (2016年12月21日 17時) (
レス) id: 50172e06e0 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - ヨツバさん» ありがとうございます。直しました。 (2016年11月6日 13時) (携帯から) (レス) id: 17a511e855 (このIDを非表示/違反報告)
ヨツバ(プロフ) - オリフラはずし忘れてますよ〜 (2016年11月6日 13時) (レス) id: e7d9b78c38 (このIDを非表示/違反報告)
グレープジュース - めいさん» ありがとー！！！ (2016年10月1日 16時) (レス) id: 2cc0a762b9 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 分かった！おばあちゃん家楽しんできてね (2016年10月1日 16時) (携帯から) (レス) id: 17a511e855 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい | 作成日時：2016年9月12日 21時
