肺炎球菌11(終) 遊走路から降りてくるのは勝手だが､私を蹴るのは辞めておくれ｡ ページ13
『('ω')ﾌｧｯ!?』
遊走路から降りてきた1146が私の頭を蹴る｡
『何すんのよ!!危うく飛ぶとこだったわボケ!!遊走の時は気をつけろってあれ程…』
1146｢よかった､いつものAだ｡｣
『よかないわ!!軽く記憶飛んだわ!!1146なんて知りませんけど!?』
赤血球｢うん､Aさんだ｡｣
皆何で安心するんだ｡私､頭蹴られただけだぞ!!
『よく解んないけどムシャクシャするから…
此奴殺 す!!』
A､細菌絶対殺 すマンモード入りました!
肺炎｢はぁ!?おま…｣
『白色がん細胞で､悪かったね?肺炎球菌!!』
そう言って､肺炎球菌を切り刻む｡
1146｢しかし､蹴りで目を覚ましてくれてよかったよ…｣
『目覚めなかったらどうする気だったの､1146｡』
1146｢往復ビンタ｣
起きてよかった｡好中球の往復ビンタなんて…私死ぬわ｡
『そうだ､赤血球ちゃん…今まで黙っててごめんね､白色がん細胞だって事｡出来れば､周りの人には言わないでね｡…怖かったら､私を避けてくれていいから｡』
赤血球｢…何で怖いんですか､Aさん?
Aさんは､形はどうあれ助けてくれましたし､私の恩人ですよ!!｣
こんな子が､増えてくれればいいのに｡
肺炎｢テメェ…ら…｣
『あれ､まだ生きてたんだ!?しぶといねぇ｡その分､苦しむだけなのに｡』
私はズタズタの肺炎球菌を捕らえて､気管支に走る｡そして､赤い部分に無理矢理立たせて､ボタンを押す｡
『君は､いらない｡だから､ばいばい菌だよ｡』
1146｢ばいばい菌だ｣
肺炎球菌は､それはそれは汚い花火になった｡
※ロケットだからね?
赤血球｢白血球さん､Aさん…また､会えますか?｣
1146｢白血球っつってもいっぱい居るし…｣
赤血球｢私達はもっと居るんでした…｣
『私みたいな白色がん細胞は一人しかいないから､またすぐ会えるよ!』
再会の約束を交わして､別れた｡
お知らせ→←肺炎球菌 10肺胞♪肺胞♪らんらんららんらんらん♪
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篝真波(プロフ) - 17さん» 有難うございます!!頑張って進めていこうと思います!! (2018年9月11日 21時) (
レス) id: ce1de56c88 (このIDを非表示/違反報告)
17 - こういうのも好きです！ 更新頑張ってください！ (2018年9月11日 20時) (レス) id: 4eb7efbf3a (このIDを非表示/違反報告)
篝真波(プロフ) - さくらさん» 言われるまで気づきませんでした!!有難うございます (2018年9月11日 18時) (レス) id: ce1de56c88 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - オリジナルフラグ外した方がいいですよ (2018年9月11日 17時) (レス) id: dc40ede762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篝真波 | 作成日時：2018年9月11日 16時
