検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:200,552 hit

私、今、元気に三途の川を渡っています。 ページ5

さて、と私はもう消えて、着物だけが残った鬼の着物を手に取る。





まだ、温もりが残っている着物を軽くギュッと抱きしめる。





まさか、久しぶりに会ったいじめっ子君が鬼になっていたとは。





しかも、なんか誤解されてたし。





___「お前が村から出ていった夜に、村に沢山の鬼が襲って、俺は‥‥鬼にされられた」
 



‥‥。




‥‥。




‥‥埋めるか。←




‥‥うん。埋めて、何かお坊さんだかに御経唱えて貰えばなんか、全て丸く収まる気がする。←




「オイオイ、派手にその鬼の着物、どうするつもりだ?」





出たな、激ヤバ☆派手男。←





『‥‥埋める。
埋めて、お坊さんに何か有り難い御経を唱えて貰う。』





え?という驚いた顔をするド派手君だが、それ以外、どうしろと言うのか。





え?まさか、この人、遺品放置するのか?





『うわっ‥‥』





「うわっ、って、テメェッ‥、何か俺をヤバい奴だと勘違いしてねぇか?」





『え、はい。違うんで‥‥‥‥‥』





「おい、今更黙りやがったな‥‥A?」





あれ?何か体が前に倒れるな。(原因:腕に刺さった木の枝からの出血)←アホ





顔面から地面とごっつんこ、しようとした時、





「‥‥大丈夫か?」





『‥‥ナイスタイミングです、冨岡さん。』




「‥‥‥。」




冨岡さんは、私を担ぐようにして持つ。




「冨岡、俺が変わるか?ソイツ、担がれると暴れるしな。」




ド派手が笑いながら言う。




『いや、誰でもヤバい奴に担がれたら命の危険を感じ、暴れるよね。』




「冨岡、ソイツ、振り落としていいぞ」←




どす黒ろっ!!コイツの笑顔、怖っ!!




『あれ、何でだろう、今、物凄く眠い。』←(原因:出血による眠気☆




よし、今なら木の枝抜いても痛み感じない気がする。(眠気=冷静な判断死亡)←





『‥‥‥』





あ、ズホッって、抜けた。←





あれ?何でこんな血、ドバッーと出るのかなー。←




「!おいっ!‥今は木の枝抜くな言っただろ!!‥ッ大量出血で死んじまうぞ!!!」




『あ、綺麗な川が見える。コレ、三途の川だな。よし、じゃあ渡ろ。』←







「冨岡ああああああ!!もっとスピード上げて走りやがれええええ!!!」






「‥分かった。」






わー、川、もう半分渡り終えたよ。早い早い。








とある有名な川(三途の川)を半分渡り終えた所で、私の意識はなくなった。



 

三途の川から(強制的に)連れ戻されました。→←おはぎとホラーが同時にきた



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (217 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
394人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひいらぎ・いろ - そこら辺の水道水さん» ありがとうございます、夢主のキャラを好きになってもらえて嬉しいです! (2020年11月13日 6時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の水道水(プロフ) - この作品、めっちゃ好きです(号泣) 夢主ちゃんのキャラが好きすぎて・・・ (2020年11月12日 23時) (レス) id: 44bf365a1c (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ・いろ - ミュウさん» 微妙なところで終わらせてしまいすみません、更新頑張ります! (2020年11月12日 18時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)
ミュウ - ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙続きが気になるぅぅ (2020年11月12日 18時) (レス) id: 952d396015 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ・いろ - はい!! (2020年11月11日 20時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひいらぎ・いろ x他1人 | 作成日時:2019年11月17日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。