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嘘か本当か。それは誰にも分からないけれど、 ページ33

「私はAちゃんを信じる!!!!」





Aちゃんの目が大きく見開いた。




「なっ‥‥


馬鹿な人間め‥せっかく警告してやったというのに‥‥


まあいい、馬鹿な人間も、この女と一緒に殺してやる!!!!」







バッと私にむかって鬼が来る。





「ひっ‥‥」








こ、怖い!!









でも、後悔はしていないわぁ‥!!








だって、私は、Aちゃんの___









刃物が突き刺さる、鈍い音がした。









『ハァ‥‥お隣さんはやっぱり馬鹿ですねぇ‥



私を囮に逃げればいいのに。

でも、そこがお隣さんの良いところでもありますが』






そう聞こえて、目をあけると、Aちゃんが長い刀を持って、鬼を木に突き刺していた。







鬼は刀が邪魔で動けなくなっている。







『残念ながら、鬼は日輪刀じゃあないと倒れないので、殺せはしません。



‥‥が、





こんな感じで動けなくさえすれば、あとは太陽がのぼるまで待つだけだからね』





死ぬほど女がニヤリと笑った。




「くそっ、油断した!!!」







この女、刀を隠し持ってたな!!






でも、こんな長い刀を、どう隠し持ってた?






何故、何故だ、どうして、






「‥‥何故、弟の夢を壊すんだ‥‥」







____「姉ちゃん、俺、将来鬼殺隊になるんだ!!俺、ぜってー強くなるから!」







「弟は‥鬼殺隊になるはずだった‥‥

生きていれば今頃‥‥


何故、奪うんだよ‥


答えろよ‥‥」






私だって、人を殺したくなかった。





人をみると、自我がなくなるんだ、どうしても。





弟だって生きたかったんだ。







『____知りたいなら答えてあげるよ。
お隣さん。









すみません。』








「え‥‥」








トンッと、音がして、私は意識を失った。









.




目が覚めると、羽織りがかけられていた。






『___起きましたか』







見ると、隣にAちゃんが座っていた。

ひとつだけ、お願い。→←まさかの再会、人殺しは一般人。



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ひいらぎ・いろ - そこら辺の水道水さん» ありがとうございます、夢主のキャラを好きになってもらえて嬉しいです! (2020年11月13日 6時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の水道水(プロフ) - この作品、めっちゃ好きです(号泣) 夢主ちゃんのキャラが好きすぎて・・・ (2020年11月12日 23時) (レス) id: 44bf365a1c (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ・いろ - ミュウさん» 微妙なところで終わらせてしまいすみません、更新頑張ります! (2020年11月12日 18時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)
ミュウ - ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙続きが気になるぅぅ (2020年11月12日 18時) (レス) id: 952d396015 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ・いろ - はい!! (2020年11月11日 20時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひいらぎ・いろ x他1人 | 作成日時:2019年11月17日 10時

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