蛇君の毒舌技術はヤバイ。控えめに言ってヤバイ。 ページ18
私は思った。
『私は不幸な体質の人間なのでは?』
「貴様は誰だ。俺に話しかけるな。ネチネチ」
『もしや冨岡さんの知り合いか、いや知り合いだなコレ。』
「伊黒だ。」
「おい貴様、何勝手に人の名前を__『まあまあ蛇君、落ち着け』
「蛇君?なんだそれは、まさか俺の事じゃ『蛇君、ネチネチくん、包帯君‥‥‥うん、やっぱり蛇君が一番しっくりくる。』
「死ね、ゴミカス。」
これぞ言葉の暴力というものである。
「(‥‥何故さっきからAは男装をしているのだろう‥‥)」
「おーい、新人!遅いぞ、はやく資料を持ってこいー!!」
遠くで先輩使用人佐藤さんの声がする。
「分かった‥」
「チッ」
『(ここの屋敷の使用人って女禁止に反対したい、今日この頃)』
.
「えーっと、じゃあお前らはこの部屋を片づけといてくれ。」
先輩使用人(佐藤さん)の言葉通り私達(蛇君、冨岡さん、私)は部屋を片づける事になった。寝たい。
ちなみに言うと部屋はあちこちに床に破片が落ちていて何かの赤い血のようなものが床にこべりついているという始末だ。
『‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ここで、何か殺人事件でもおきたんでしょう。それしかない。』
ちなみに私達はほうきも何ももらっていないので手で破片を拾う、これぞ新人いびり。
たまに破片が刺さって刺さって、刺さりまくった結果、掃除が終わる頃には私の手は真っ赤になっているという結末が。(怪我とかどうでもいいが)
真っ赤の手の私を見て、蛇君は顔を歪ませた。
「貴様はろくに掃除も出来ないのか?全くちっとも役に(ネチネチ」
尖った破片を素手で拾うこと自体、そもそも掃除ではない気がする。
「‥‥‥大丈夫か?」
掃除して心配されたのはじめてだよ。
「それと‥」
冨岡さんが不思議そうに言った。
「何故‥‥男装をしているのか?」
『きたなその質問。
説明しよう、
お隣さんの家は女性の使用人さんはいないらしい。ってか、女性はそもそも使用人になれないらしい。
だから、私は今男装である。以上。』
「は?貴様、女なのか?」
『今更だよ蛇君。』
「おーい、新人ー!
掃除が終わったらこっちの書類を持ってってくれー!」
でたな、佐藤さん(使用人の中でも先輩)
私と蛇君と冨岡さんは書類を運ぶ。
その時だった。
やはり私は不幸な体質であると思った。
ちょっと私は不幸な体質すぎる。→←蛇君と冨岡さんは潜入捜査のようで。
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ひいらぎ・いろ - そこら辺の水道水さん» ありがとうございます、夢主のキャラを好きになってもらえて嬉しいです! (2020年11月13日 6時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の水道水(プロフ) - この作品、めっちゃ好きです(号泣) 夢主ちゃんのキャラが好きすぎて・・・ (2020年11月12日 23時) (レス) id: 44bf365a1c (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ・いろ - ミュウさん» 微妙なところで終わらせてしまいすみません、更新頑張ります! (2020年11月12日 18時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)
ミュウ - ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙続きが気になるぅぅ (2020年11月12日 18時) (レス) id: 952d396015 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ・いろ - はい!! (2020年11月11日 20時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひいらぎ・いろ x他1人 | 作成日時:2019年11月17日 10時