58-YOU ページ8
GD「当たり前」
私の手を退けて立ち上がろうとするジヨン。
そのジヨンを避けようとしたら、フラっとよろけてしまった。
GD「あっぶなーーーしっかりしなきゃ」
咄嗟に、ジヨンが私の腕を引っ張り今は胸の中。
ごめんごめんってヘラヘラしながら、ジヨンから離れた。
A「みんなジヨンの事、探してたよ〜」
GD「探させとけばいいよ」
A「ジヨンって本当、酷いよね。絶対彼女いないでしょ」
GD「うるせーよ」
A「私ならもっと優しい人がいいもん！女の子はみんなそうだよ？」
GD「そーじゃねー奴もいるでしょ。俺みたいのがいいって女もいるし。」
A「チッチッチッ！分かってないな〜ジヨン君！自己中、俺様が好きなのは若いうち！結局優しくて、彼女思いの人と結婚するもんなんだよ？」
GD「ハハっ…だから俺は振られるんだよな？」
A「えっ？…振られたの？？」
GD「たった今ね…振られたっていうか…相手にもされてなかった…」
A「ジヨン………私は幸せだけど、話なら聞くよ？ほら！話してごらんよ！」
GD「幸せな奴は、幸せに浸ってろ！」
A「もーーそんな事言わずにさ〜^ ^今日は私達、恋人でしょ〜？」
GD「はぁ⁉………もー早く戻るよ？」
悲しげな顔だったジヨンが、フッて笑った気がした。
だからそれが嬉しくて、励ませたのかなって思えて嬉しくて…
なんか分かんないけど、早くジヨンが幸せになればいいって思った。
その後も、たくさん飲んでたくさん笑った。
ジヨンも笑ってた。
スンリ君も、ヨンベ君も、テソン君も、トップさんも。
TOP「ジヨン…飲み過ぎじゃない？帰れる？」
GD「今日限定彼女いるから、大丈夫〜」
TOP「はぁ？お前大丈夫？本当に大丈夫？」
GD「タッピョンよりはマシ」
TOP「エーイ！キスするぞ、コノヤロ」
GD「もう、本当むりだから〜タッピョン」
A「あははははっ！トップさん、しちゃえしちゃえ〜！」
SOL「もう、そろそろ帰るよ〜？タッピョンもジヨンもまだ飲むなら家で飲み直して？」
GD「あー…今日は…もう帰る」
会はお開き。
タクシーを呼び、ホテルへ戻った。
A「結構酔った〜」
ホテルに戻り、ドンへ君に会いたいと思いながら眠りについた。
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作者名：shino | 作成日時：2017年10月20日 17時
