94-GD ページ44
GD「いーよ。大した事してないから。思った事言っただけ」
ついつい、口にしてしまった。
俺の本音。
A「ジヨンはホテル取ってあるの？」
GD「あるに決まってるでしょ。…今日は1人でも大丈夫そ？」
A「うん。…また無理だったらジヨン呼ぶ」
GD「帰ってからなんてやだよ！笑 どうしてもって言うなら来てやるけど。丁度東京にいるし」
A「アハハっ、嘘嘘。ありがとう」
嘘じゃなくて
本当に来てやるよ。
Aが呼ぶなら
いつだって
すぐ行くよ。
いつからなのか…
なんでなのか…
分からない。
でも、胸のざわつき
モヤモヤ
一緒に居れる時の気持ちが
そうだって言ってる。
俺はいつのまにか
Aが好きだった。
分かってる。Aが奴の事をまだ心から好きだって事は。
辛い時は、よく話したし
泣いてる姿もよく見た。
喜怒哀楽
そんなAを見てたら
自然と心惹かれてた。
だから、Aには笑ってて欲しい。
笑った姿が何より可愛いんだよあいつは。
だから、俺とじゃなく
好きな奴と幸せになって欲しい。
それが俺の願い。
RRRRRRRRRRRRRRRRRR
GD「ヌナ〜。あの写真…何？？？」
ソラ「あっ、ジヨン久しぶり♡何？写真？」
GD「そーだよ。SNSにあげてたでしょ。男と一緒の写真」
ソラ「え〜？男って言っても違うよ？そーゆーんじゃないよ〜？」
GD「あいつとも寝たの〜？俺以外の奴と寝たの〜？」
ソラ「やだっ！寝るわけないでしょ？ジヨンが最近私の事放っておくから…私はただお膳立てをしただけなの。あの2人の、フフフっ」
GD「何それ？お膳立て？」
ソラ「あの2人、きっとくっつくわよ。だってドンヘだってまんざらでもなさそうだったのよ？ふふふっ♡」
GD「ヌナ〜バカだね。」
ソラ「なっ…！！！」
GD「人の恋愛にいちいち首突っ込むなんて。つまんなくない？やめなよ、そんなの。」
ソラ「…そっ、そう？」
GD「それより、また遊ぼうよ。いつなら会える？」
あの写真の真相を探るためにソラヌナに電話した。
案の定、俺が気がある風に振る舞えば、
その気になって
ボロボロと出てくる真相。
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作者名：shino | 作成日時：2017年10月20日 17時
