82-GD ページ32
嫌味って言われようが、しょうがない。
だってAは痩せすぎだ。
細い子は好きだけど
健康的なのと
そーじゃないのじゃ
全然違う
なんでそんな事になってるのかは、
想像つくけど
敢えて聞いたりしない
仕事中にそんな事したら
きっと笑えないよな？
A「ジヨンこそ、細いんだよね。ふふっ。」
GD「なんだよ」
A「ジヨンってすごいなって」
GD「あ？」
A「ジヨンといると、ついついなんでも言いたくなっちゃう。思ってること全部。」
GD「それいい意味で？」
A「…内緒〜♪」
GD「っはは！なんだそれ。」
喋りながら和気あいあいと撮影が進む。
こんな感じだからなんだよな
Aとの仕事は楽しい。
MV撮影の時も最初こそ緊張してたけど
いつのまにかこんな感じで。
なのに、
Aはいい表情すんだよなぁ
スイッチが入る瞬間。
たまんねぇーんだよ
A「ジヨンってさ、パンってスイッチ入るじゃん。前から思ってたけど、そこはカッコいいよ、うん。」
GD「……ハハっっ。そこはって何？？すげー上から」
笑ってみせたけど、
正直、すげーびっくりした。
思ってる事がシンクロしてる
スタッフ「ラストカット、オッケーでーす！お疲れ様でした！」
朝からの撮影は夕方になりやっと終わった。
GD「ヒョン、明日は？」
マネ「明日は帰るだけだから、今日はゆっくりしろ」
GD「〜♪お疲れ」
マネヒョンにホテルまで送ってもらい、今夜の遊び相手を探した。
スマホをいじりながら、誰かいないかなーって
探してる間に、
ついつい調べ事を思い出し
そっちに夢中になっていた。
スマホを操作する手かピタッと止まった。
ネットニュースは勝手に俺の目に飛び込んでくる。
見るつもりがなくたって…
��ソヨン、ついに結婚！ジードラゴンとの破局説から2年！相手は一般男性、大手プロダクション役員！��
知りたくもない
見たくもない
でも、
知りたい
見たい…
俺はどうなるんだろう…
しばらく見る、見ない、考えた。
そして、そのネットニュースをタップした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：shino | 作成日時：2017年10月20日 17時
