君は何処? side DH ページ17
昨日、ヒョクとヒチョルヒョンが何か話してた。
明日はAのお店に行けないだどーのこーのって。
深く気にせず今日、仕事終わりにヒマワリに寄った。
ら…
閉まってるお店。
二階の自宅の電気も点いていない。
まだいつもなら営業してる時間。
何かあったのかな?
Aに連絡するも、繋がらないスマホ。
どうしたんだろって思ったけど、深く詮索せずにご飯を食べに、ガユンのお店に行った。
次の日になり、お昼前にヒマワリに行った。
ら…
まだ閉まってるお店。
繋がらないスマホ。
人気のない自宅。
焦りだした俺は、何度もAにメッセージを送った。
いくら待っても既読にならない。
DH「何でだよっ!くそっ!!」
訳が分からない俺は、何故か苛立ち、お店の前でしゃがみ込んだ。
Aが来るのを期待して。
すると、1時間経った頃こちらに向かう足音が聞こえ、ハッと顔を上げた。
そこに居たのは、イルだった。
IL「あれ?ヒョン。」
DH「A知らない⁉店も休んでるし連絡もつかないんだよ!」
IL「あぁ…俺は忘れ物取りに来ただけなんで。」
DH「何か知らない?」
IL「…ふっ、ドンヘヒョンには言わないでってヌナから言われてるんで、言えませんね。」
DH「はぁ⁉なんだよそれ!」
IL「すいません、今から練習行かないと…メンバーも待ってるので。」
そう言うと、忘れ物を取りにお店に入って行ってしまった。
出て来たと思ったら、じゃあ、また。と言って、行ってしまった。
もう、頭の中は軽くパニック。
何がどうなってこうなってるの?Aはどこに行った?
何で何も言わずに?
隠すとか…ショック…
事務所に行けば、呑気に知らなかったの?と言われた。
でも、皆んなも居場所までは知らなくて…
Aに置いてかれた気分の俺は、探そうとしか考えてなくて、仕事終わりによく行ってた場所とか、お父さんのとことか…近くは探した。
でもやっぱり見つからない。
お店を休んでまで行く場所…
そうか。
大切な場所に違いない。
次の日、夕方までに帰るとマネヒョンに連絡して、Aの故郷まで車を走らせた。
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作者名:shino | 作成日時:2017年2月14日 11時