告白〜過去〜 side DH ページ9
Aちゃんのお店に通うようになって、数ヶ月。毎日が何だか楽しくなった。
早くヒマワリに行きたくて、仕事効率が上がった。
DH「ね〜今度さ、ランチボックスみたいな感じで、メンバーとスタッフ分頼んで作ってもらえたりする？」
A「！是非、作りたいです！あっ、ちょっと待っててくださいね？」
そう言うと、奥へ行ってしまった。
最近は、ここの評判が少し噂になって、お客さんも前よりも増えている。
そのせいで、Aちゃんとの時間が減ってるんだけど…
でもAちゃんが楽しそうにやっているのを見てるのも悪くない。
奥からなんだかニヤニヤしながら出て来たと思ったら、紙を広げた。
A「ドンヘさんこれ見て！テイクアウトもやっていこうと考えててね？それで、テイクアウトボックスのデザイン考えてたの〜！」
DH「そうだったの⁉じゃあちょうど良かった！」
A「ここってもっと色味足した方がいいかな？」
DH「う〜ん…ここはこのままで、こっちの色を変えてみたら？どうかな？」
A「いい！いいかも〜！さすがドンヘさん！また今度見てもらってもいい？これができたら、ランチボックス承りまーす」
DH「アハハっ！そりゃすごく楽しみ！今度来るのが余計に楽しみになったな〜Aちゃんのデザイン、俺好きだよ！」
A「ありがとうございます///が、がんばります///」
褒められると、すぐ赤くなる。嬉しいのが顔に出てて、でもそれを隠すように控えめにありがとうと言ってくる。
かわいすぎるな〜。
ここに初めて来た日から、心のどこかで気になってる。この気持ちが何なのか…何回も通うようにって確信した。
Aちゃんが作る料理は俺好み。
お店の雰囲気も好き。
Aちゃんの自身の雰囲気や、仕草や、表情。いろんなところがかわいいなって思える。
俺の心に生まれた恋心。久しぶりの胸の高鳴りに、毎日がワクワクする。
俺は、Aちゃんが好き。
それから数日後、またヒマワリに行けば、デザイン画を持って来て、これでどうだ！みたいに自信満々な表情が、もうかわいくてかわいくて。
DH「あ〜最高〜！Aちゃんらしくていいよ！これでいいんじゃない？」
A「ほんと⁉じゃあこれでランチボックス発注しなきゃ。ランチボックスできたらまた言います！そしたら、いつでもご注文お願いしまーす」
DH「この商売上手がw」
A「エヘヘ！」
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作者名：shino | 作成日時：2017年1月24日 18時
