デート〜過去〜side DH ページ39
DH「ふ〜ん？幸せが逃げるのは嫌だね！」
A「でしょ？だから、ため息ばっかりついてちゃダメなんだってさ〜」
お母さんの話をする時、最近少し柔らかい表情になるようになっていた。
DH「でもAはなーんにも分かってないよ？」
A「え？何が？」
DH「朝から誘ってるの〜？ってシチュエーションなんだけど…」
A「//////！！！！バカドンへー！」
DH「離さないよ？」
ぎゅっと抱きしめて離さない俺に、諦めたのか力が抜けるA。
俺を潤んだ瞳で見つめてきた。
ポカポカと太陽が昇り始めた外から、朝日が入り込んで、爽やかな朝。
とは正反対な今の甘いムード。
これはオッケーサインかな？
Aのおでこ、頬、唇、首筋にキスを落とす。どんどん降りていく俺に、Aの声が漏れる。
A「っん///あっ…」
だんだんと激しくなるキスに、Aも応えてくれる。
ワンピース型のパジャマの裾から手を入れれば、Aの心臓がドキドキとしてるのがこっちまで聞こえてきた。
A「んっ…あぁっ…んはっ///」
甘いムードに包まれた部屋で、俺の理性も限界で、可愛いAを抱いて、朝から幸せが身体中を駆け巡った。
A「もう、こんな時間だよ〜？朝ごはん早く食べちゃなきゃ」
DH「いただきまーす」
じっくりとAを味わっていたら、時間なんてあっという間だった。
A「早くしないと、そのお店に間に合わないね；」
こんな日は、時間がいくらあっても足りないな…
朝ごはんを食べ終え、急いで家を出た。
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作者名：shino | 作成日時：2017年1月24日 18時
