デート〜過去〜 side DH ページ38
今日は本当に久しぶりに、Aと2人っきりでデート！
俺の休みと、ヒマワリの定休日が重なった！これが意外にもなかなかなくって、丸一日一緒にいられるのは、あのヒマワリ畑に行って以来。
昼間2時間しかやっていない、カルグクスのお店。どうしてもAにも教えたくて、朝早くからAを起こしに行った。
ピンポーン、ピンポーン、ピンポンピンポンピンポンピンポン
A「もーーー聞こえてるーーー！」
くくっ！怒ってる怒ってる。
そんな姿も可愛くて、わざと怒らせる事をする。
玄関を開ければ、まだ寝起きだったのかパジャマ姿のA。
DH「おはよ、迎えに来ちゃった〜」
A「おはよ…まだ、朝の7時だよ？早すぎ〜」
DH「だって、遅れたらお店本当に閉まっちゃうんだよ⁇」
A「分かってるよ？支度するから、リビングで待っててくれる？」
DH「うん！」
とは言ったものの、大人しく待ってるなんて無理で。
寝起きのパジャマ姿のAが目の前にいたら、触れられずになんていらない。
DH「まだ〜？」
朝シャン上がりで洗面所にいたAを、後ろから抱きしめれば、真っ赤になった。
A「ドンへが邪魔しなければすぐ終わるよ〜？」
DH「邪魔してるつもりないもん」
チュッ。
A「///っっ！もう！」
言ってることと、表情は真逆で、ニコニコしてるA。
時々ここに泊まってるから、少しずつ増える俺の私物。歯ブラシやヘアケア剤。そんな物を見て、幸せを感じる。
A「朝食は？どうする？食べる？」
DH「そのつもりでここに来た〜」
A「じゃぁ急いで作るね」
朝ごはんを作りにキッチンに向かったAを追いかけて、また後ろからぎゅっと抱きしめる。
DH「A〜、シャンプーいい匂い〜」
A「ドンへがくれたのだからね〜ドンへも同じのでしょ？」
DH「一緒、だけど…Aから匂うと色っぽーい」
A「///朝から何言ってるの？///何か変だよ？」
DH「別に変じゃないし〜はぁ〜」
朝からAに会えて、パジャマ姿、お風呂上がりのダブルパンチに、もう我慢してるのが必死なのに、全然分かってくれない俺の彼女。
盛大なため息をついた。
A「そんな大きなため息ついて、どうしたの？ため息つくと幸せが逃げるんだよ〜」
DH「何それ？」
A「よくママに言われたの、日本ではよく言うんだって〜」
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作者名：shino | 作成日時：2017年1月24日 18時
